【海外の反応】『サイバーパンク: エッジランナーズ2』1話、群像劇になった新シーズンに海外 「20分で4人の人物を好きにさせた」
本記事の見どころ
- 「たった20分、わずかな台詞で、少なくとも4人の魅力的な人物を紹介してきた」
- 「キングの結末は、ゲームの追加コンテンツ『仮初めの自由』の新しいエンディングのV(主人公)とほぼ同じだ」
- 「ロマンにメイルストロームを“撮ってこい”と言った瞬間、この子は終わったと思った」
2022年に世界的なヒットとなった『サイバーパンク: エッジランナーズ』の続編が、10月20日、Netflixで全10話一挙に配信されました。海外掲示板Redditでは、第1話の討論スレッドだけでupvoteが723に達しています。
今回の物語は、一人の主人公ではなく、4人の人物の視点で進みます。かつて「キング」と呼ばれた往年のエッジランナー・ウィーク、一族を壊滅させた犯人への復讐を誓うノーマッドのD、真実をフィルムに収めようとカメラを回し続ける映画好きの少年ロマン、そして暴力とクロームに取り憑かれたギャング文化に傾倒する少女タリア。アニメーション制作は前作に続いてTRIGGERです。
以下のコメントは Reddit / YouTube / X 等のスレッドから引用・翻訳しています。原文の意図を尊重しつつ、日本語として自然になるよう編集しています。
「20分で4人を好きにさせた」
スレッドでまず語られたのは、新シーズンの作りの違いでした。
すごくいい回だったし、これまで登場した人物たちが好きだ。トラウマ・チームがマックスタックと殴り合ってまでキングを救ったのには驚いた。
今シーズンは、ほぼ一人の人物に焦点を当てた1期と違って、最初からそれぞれの人物に物語がある群像劇になっているのがいい。
一つのカットだけで人物のすべてを伝えて、気にかけさせてしまうのがすごい。たった20分、わずかな台詞で、少なくとも4人の魅力的な人物を紹介してきた。
最高の“パイロット”回だった。映画に夢中な少年という設定には少し疑っていたけど、90年代の雰囲気と“現実の世界”の対比として見事に機能している。
背景:ポーランドのゲームと、日本のアニメスタジオ
『サイバーパンク: エッジランナーズ』は、ポーランドのゲーム会社CD PROJEKT REDのゲーム『サイバーパンク2077』の世界を舞台にしたアニメです。ゲームの会社が企画し、日本のアニメスタジオTRIGGERが制作するという国際的な体制で作られました。2022年の第1期は、主人公デイビッドの破滅的な青春を描いて世界的なヒットとなり、発売当初は評価が分かれていたゲームの人気まで押し上げたことで知られています。
今回の第2期は、監督が今石洋之から五十嵐海に替わり、物語も新しい人物たちによるものになりました。海外のスレッドで繰り返し語られたのが、ゲームとのつながりです。病院のベッドで目を覚ましたキングの姿が、ゲームの追加コンテンツ『仮初めの自由』で加えられた新しいエンディングの主人公Vとほぼ同じだと、ゲームのファンが次々と指摘しました。劇中で同じ追加コンテンツの音楽が流れたことに気づいた人もいます。
もう一つ、海外ならではの話題になったのが、吹き替えと字幕のどちらで見るかでした。ナイトシティの若者たちが使う独特のスラングを楽しむなら英語吹き替え、日本の声優陣の演技を楽しむなら日本語音声、という議論です。日本の作品でありながら、英語の台詞にも作品の世界観が込められている。国際共同制作ならではの悩みと言えます。
ウィークの結末は、基本的に『仮初めの自由』の新しいエンディングのVと同じだ。
目を覚ました病室まで、そっくりだった。
サイバーパンクは吹き替えで見るべきだ。字幕だと、ナイトシティらしさを作っているストリートのスラングが消えてしまう。
日本語の声優陣も本当に好きだけど、スラングがないのは世界観の面でかなり物足りない。
解説:「キング」という名前と、日本の声優陣
ウィークは、かつて「キング」と呼ばれた伝説的なエッジランナーです。体をサイバーウェア(機械の義体)で強化して戦う傭兵たちは、強化を重ねるほど心を失い、「サイバーサイコ」と呼ばれる暴走状態に近づいていきます。第1期の主人公デイビッドも、その限界に追い詰められていきました。第1話の時点で、海外のファンが「キングはもうサイバーサイコに近い」と心配しているのは、この世界の残酷なルールを知っているからです。
日本語版では、ウィークを利根健太朗、Dを内山昂輝、ロマンを寺澤百花、タリアを鬼頭明里が演じています。内山昂輝は今期、『TANK CHAIR』の主人公・凪も演じていて、海外のスレッドでもその名前がたびたび挙がっています。
第1期で多くの視聴者が覚悟させられたのは、ナイトシティでは主要人物であっても容赦なく命を落とすということでした。第2期の第1話でも、映画好きのロマンが危険なギャングを撮りに行かされる場面に「この子は終わったと思った」という書き込みが出ています。新しい4人のうち、誰が最後まで生き残るのか。海外の視聴者は、第1期の記憶とともにその行方を見守っています。
「トリガーは期待を裏切らない」
映像への評価も高めです。
新シーズンの最高の始まりだ! トリガーはまたしても映像で期待を裏切らなかった。最後に武装集団がメイルストロームのアジトに突入する場面が最高だった。
今回の色づかいは1期よりずっと鮮やかで、ネオンに浸かっている。まるで自販機の明かりに照らされているみたいだ。
ロマンにメイルストロームを“撮ってこい”と言った瞬間、この子は終わったと思った。
まとめ
第2期は、4人の視点で進む群像劇として幕を開けました。ゲームの追加コンテンツとのつながりにも気づいたファンが多く、海外では高い期待とともに受け止められています。
全10話が一度に配信されているので、最終話の反応も別の記事で紹介します。
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