【海外の反応】『薬屋のひとりごと』3期3話「麺麭がなければ」、貧しさの現実を突きつける回に海外考え込む 「昔の庶民の暮らしを美化しない」
本記事の見どころ
- 「この作品の強みは、昔の庶民でいることがどれほど過酷だったかを、美化せずに描くところだ」
- 「何かを口に含んで、平然と“それが死因ね”と言う。いかにも猫猫らしい」
- 「“この墓を暴いてまで知りたいか?” 猫猫:“もちろん!”」
- 「医療に打ち込む職人が、芸術家志望の子を育てている。アジアの親の悪夢だ」
『薬屋のひとりごと』第3期の第3話、通算第51話「麺麭がなければ」。upvoteは1768でした。
当ブログで紹介した第3期第2話は、「火鼠の皮衣」の伝説と、壬氏と猫猫の掛け合いの復活で盛り上がりました。第3話では、早朝に薬屋を訪ねてきた男に「病気の娘を看てほしい」と頼まれ、猫猫が渋々ながら治療に向かいます。緑青館の男衆頭・右叫とともに花街近くのあばら屋に着くと、そこには力なく座り込む姉と、憔悴しきった妹がいました。姉は、物乞いでもらった焼き菓子を妹に食べさせたといいます。施しにしては贅沢すぎるその菓子に、猫猫は違和感を覚えます。
以下のコメントは Reddit / YouTube / X 等のスレッドから引用・翻訳しています。原文の意図を尊重しつつ、日本語として自然になるよう編集しています。
「昔の庶民の暮らしを美化しない」
海外掲示板Redditで最も票を集めたのは、この回が描いた貧しさへの評価でした。
この回は、この作品の本当の強みだと思うところに触れている。昔の庶民でいることがどれほど過酷だったかを描くところだ。過去を美化せず、ありのままの細部まで見せる。
猫猫は、社会の圧力が、それに逆らう者を王子から庶民まで誰でもかみ砕いて吐き出すのを見てきた。
この回の猫猫はかなり冷たかったけど、貧しい人々が抱える苦しみを現実的に見ていた。1期と2期では、ほとんど上位1%の富裕層とばかり関わっていたから、その一端を見せられたのは初めてだ。
冷たく振る舞おうとしても、困っている人を見ると、猫猫は結局助けてしまう。
背景:「麺麭がなければ」と麦角
第51話の題名「麺麭(パン)がなければ」は、「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」という有名な言葉を思わせます。フランス革命前夜、飢えた民衆に向けてマリー・アントワネットが言ったとして広まった言葉ですが、実際に彼女が言ったという確かな記録はなく、後から結びつけられたものと考えられています。食べるものにも困る貧しい姉妹に、なぜか高価な焼き菓子が配られていた。題名は、その奇妙さを指しているようです。
海外の視聴者がもう一つ反応したのが、その菓子の正体でした。スレッドでは、「麦角(ばっかく)」が原因だと読む声が多く出ています。麦角は、ライ麦などに寄生する菌が作る黒い塊で、混入した穀物を食べると手足の血流が悪くなり、壊死を起こすことがあります。中世ヨーロッパでは、ライ麦パンを通じて「聖アントニウスの火」と呼ばれる集団中毒がたびたび起き、恐れられてきました。パンと麦角という組み合わせが、題名ともつながっています。
物語の上では、これまで当ブログで紹介してきたイナゴの大群、そして物乞いに菓子を配る謎の「白い女」と、不穏な出来事が重なりつつあります。海外では、こうした出来事が皇帝の権威を揺るがすために仕組まれているのではないかという考察も出ていました。
一方、この回は猫猫の冷たさも話題になりました。姉妹の父親の振る舞いに対して、猫猫が突きつけた言葉は「辛辣だ」と受け止められつつも、多くの視聴者が支持しています。
白い女が物乞いに配っていた菓子は、アヘンではなく砂糖と麦角で作られたもので、それを食べた人々は麦角中毒になって、手足に壊疽が起きているということか。
白い女の行動は、皇帝の権威をさらに揺るがしそうだ。病を広める幽霊のような存在の噂から、迷信が根を張るかもしれない。それが世論を操るのに利用される。
何かを口に含んで、平然と「それが死因ね」と言う。いかにも猫猫らしい。
「趙迂は絶対に芸術家になる」
重い回の中で、明るい場面も好評でした。
猫猫:「本当に知識のためにこの墓を暴くの?」 猫猫:「もちろん!」
医療に打ち込む職人なのに、芸術家志望の子を育てることになった。アジアの親にとって最悪の悪夢だ。
おたまを構えて守ろうとする趙迂と、背中を払ってあげようとする白鈴。どっちがかわいいか決められない。
まとめ
第51話では、花街の外れで暮らす貧しい姉妹と、物乞いに配られる謎の焼き菓子が描かれました。昔の庶民の暮らしを美化しない描き方が、海外で高く評価されています。
「白い女」の正体をめぐって、物語は大きく動き始めています。
こちらもおすすめ
【海外の反応】『薬屋のひとりごと』3期2話、「火鼠の皮衣」の正体に海外騒然 「天女は石綿で死んだんだ」 壬氏の前で妓女を並べる猫猫にも爆笑
【海外の反応】アニメ『幻想水滸伝』2話、狂皇子ルカの“あの場面”に海外震撼 「ゲームのドット絵より、ずっと重い」
【海外の反応】『世界最強の魔女、始めました』2話、「膝に矢を受けてしまってな」に海外大爆笑 「ネットの危険まで教えてくれるアニメ」
【海外の反応】『千歳くんはラムネ瓶のなか』14話、第2クール開幕の“駆け落ち”回に海外切なさ全開 「17歳と18歳の1歳差は、とてつもなく大きい」
【海外の反応】『超巡!超条先輩』2話、全力の遊☆戯☆王パロディに海外カードゲーマー歓喜 「三流デュエリストの四流デッキ感」
【海外の反応】『塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い』2話、すれ違う二人に海外もどかしさ全開 「“その日はバイトなんだ”と言うだけでいいのに」
この記事が面白かったらシェアしてね!
📡 もっと海外の反応を読む
コメント
現在、コメント機能はメンテナンスのため一時的に停止しています。再開までしばらくお待ちください。