「犬はどこ?」がこんなに難しいなんて!日本語の“助詞の壁”に苦戦する外国人の反応が話題に
日本語学習者にとって、助詞の「は」と「が」の使い分けや、文の組み立て方は最大の難関の一つです。海外掲示板Redditの日本語学習者向けコミュニティに投稿された「犬はどこですか?」という一見シンプルな質問。しかし、提示された4つの選択肢を巡って、海外の日本語学習者や上級者たちが熱い議論を交わしています。初心者ならではの悩みから、マニアックな文法解説、さらには手書きの漢字の癖への指摘まで、興味深い海外の反応をご紹介します。
海外の反応
文法の正誤と使い分けの議論
提示された4つの選択肢は、すべてが同じ意味でもなければ、すべてが正しいわけでもありませんね。
「犬はどこですか」は完全に正解です。「は」は「犬」がトピックであることを示しているので、その直後に来ます。英語なら「The dog is...」というニュアンスになります。
「どこに犬はですか」は間違いです。「います」は「ある/いる」を意味し、「いますか」で「ありますか/いますか」になります。この文章には動詞(います)が抜けていますね。
「どこにいますか」と言うことはできます。これは「それはどこにいますか?」という意味になります。でも2番の選択肢は犬が何をしているかを聞くのではなく、ただ場所を聞こうとして動詞が欠落してしまっています。
「犬がどこいますか」は、意味は通じますが口語的すぎます。正確には「どこ」の後に「に」が必要です。「犬がどこにいますか」ならより自然になります。
「どこに犬がいますか」も文法的には正しいです。ただ、この文の焦点は「犬」そのものではなく、「どこに」という場所にあります。わかりますか?
1番の文(犬はどこですか)は、犬がトピックであり、それがどこにいるかを知りたい時に使います。一方で4番(どこに犬がいますか)は、犬がいる「場所」の方が重要なんです。
要するに、あなたが何を表現したいかによります。「その犬はどこ?」と聞きたいのか、「犬がいるのはどこ?」と聞きたいのかの違いです。
1番は完璧。2番は間違い。3番は間違いだし不自然。4番は不自然で、「いますか」を使いたいなら「犬はどこにいますか」と言う方が自然です。
1番と4番は文法的に正しいと言えますね。
2番は正しくありません。「はですか」という繋がりは文法的に成立しません。
3番は「に」が抜けているだけで、それ以外は文法的です。
ただ、1、3、4はそれぞれ微妙に意味が違います。でも、学習の初期段階でそれを心配しすぎるのはあまり生産的ではないかもしれませんね。
動物に対して「ある(あります)」は使わないでください。常に「いる(います)」を使いましょう。
「犬はどこにいますか」は、「どこに行けば犬がいますか?(犬を飼える場所を探している時など)」という意味でも使えますか?
素晴らしい解説ですね!とても勉強になりました。ありがとう!
1番が最も自然に聞こえます。もし3番を使うなら、自分の犬を探している時に「僕の犬がどこですか」と言うかもしれません。
2番は間違い、3番は変です。私たちはそんな言い方はしません。あと、書かれている「犬」の字の3画目が間違っています。上から書き始めてはいけませんよ。
全部正しいのかと思っていました!どれが正解か聞いていたんですね。個人的には1番がベストだと思います。一番しっくりきます。
助詞と構造の詳細な指摘
質問者さんは「どこ」と「この」を書き間違えていませんか?何度か入れ替わっている気がします。タイピングミスだとは思いますが。
「か」についてですが、「です」を使わなくても文末に「か」を付けて質問にすることは可能です。2番の文には「です」が入っていますが、それでも正しくはありません。
文脈によっては「が」を使っても問題ありません。3番の文で「は」ではなく「が」を使っても、それ自体が間違いというわけではありません。「に」が抜けているのが問題なだけです。
4番の文での「どこ」の使用は全く冗長ではありません。むしろ、4番の構造にするなら「どこ」は絶対に必要です。完璧に普通の文章ですよ。
4番の「場所への焦点」について考えてみたんですが、例えばAさんが「犬に留守番させてるから自転車を取りに行かなきゃ」と言ったとして、Bさんが「それで、その犬はどこにいるの?」と聞くような感じでしょうか?犬そのものより場所がメインというか。
話し言葉なら2番も通じるかもしれませんが、やっぱり変な感じがします。
私には1番と4番だけが正しく見えます。私の知る限り、「は」は「です」の直前には来ないし、3番には「に」が必要です。
カジュアルな会話なら「犬どこ?」はありですが、「どこ犬?」はありえません。
(1)の「犬はどこですか」だけが正解です。トピックマーカーの「は」と、です(copula)を使って丁寧に「Where is the dog?」と聞いています。
より正確さを求めるなら「犬はどこにいますか?」を試してみてください。動物に最適な場所の助詞「に」が加わります。文法アプリのBunpoとかを使うのもいいですよ。
関西弁なら「犬はどこにいてはりますか?」になりますね。
3番はインフォーマルなので修正が必要です。「が」は新しい情報を提示する時に使われます。例えば「人が歩いています」「コーラがあります」のように。
それに対して「は」は既に言及されたものに使われます。「その人は歩いている」「そのコーラは飲めない」といった感じです。絶対のルールではありませんが、よく見られる傾向です。
なので、3番は「犬はどこ(に)いますか」にすべきですね。
ところで、その犬は何をしてるの?(ミーム的なジョーク)
学習者へのアドバイスと考察
文法のポイントをまとめると、「は」が付く名詞は通常、文の冒頭に来ます。「が」は必ずしもそうではありません。
「どこです」対「どこにいます」ですが、「です」には「に」が付きません。「います」や「あります」には「に」が付きます。意味はほぼ同じですが、「います」の方が物理的な場所をより明確に示します。
カジュアルな会話では助詞は省略されがちです。だから「どこいますか(実際には『どこいるの?』)」でも通じますが、文法的に完全ではありません。でも「どこにですか」は常に間違いです。
私は独学で適当に日本語を学んできましたが、基本的な文法を知らずにかな(ひらがな)を全部書いているのは不思議な感じがします。
私はアニメを長年見てきただけですが、1番が正解だと直感でわかりました。まずはローマ字で文法に慣れたり、聞いたり話したりしてから、かなを書く練習をしたほうがいいかもしれませんね。
私は2番の「どこに犬はですか?」が正解かと思いましたが、自分なら「犬はどこですか?」か「犬はどこにいるか?」と書きます。「Wagotabi」というゲームが学習に役立ちますよ。
「犬」の書き順が違うのが気になって、内容が入ってきませんでした。
なぜ投稿者さんは2冊の文法書を同時に使っているんでしょうか?本によって教える順番やメソッドが違うので、混乱するだけだと思います。まずはSOVの基本構造を理解すべきです。そうすれば2番から4番がなぜ1番と同じではないのか理解できるはずです。
あなたの書いた「す」が「は」に見えます。
「犬はどこですか」以外は不自然です。4番も文法的には通りますが、普通の翻訳としては不適切です。聞き返したり確認したりする特殊な状況以外では使いません。
もしこれら全部が正しいと思っているなら、Redditで聞く前に文法書をもう一度やり直すべきです。厳しいようですが、基礎を固めないと他人に聞いても混乱するだけですよ。
まとめ
今回の議論で最も目立ったのは、日本語特有の「は」と「が」の使い分けに対する海外学習者の深い関心です。日本人にとっては無意識の使い分けですが、英語圏の学習者にとっては「トピック(題題)」なのか「主語(未知の情報)」なのかという概念を理解するのが非常に難しいことが伝わってきます。
また、単に「正解はこれ」と教えるだけでなく、「場所を強調したいなら4番」「丁寧なら1番」といった、状況に応じたニュアンスの違いを議論している点も印象的でした。一方で、漢字の「犬」の書き順や、「す」の崩し方への鋭いツッコミが入るなど、海外の日本語学習コミュニティのレベルの高さと、細部へのこだわりも感じさせる内容となっていました。独学ゆえの混乱も見られましたが、それを含めて日本語という言語の「奥深さ」を楽しんでいる様子が伺える投稿でした。
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