【海外の反応】『テムパル』4話、短剣製作対決が地下監獄のS級クエストに急変 海外「開発者が狂っている」
本記事の見どころ
- 「開発者がおかしい。“成功する確率は1%未満”……死んだらそれまで、か」
- 「“罪状は? 短剣を作った罪か?”で泣くほど笑った」
- 「この会社、ゲームの運営をAIに丸投げして、何が起きるか眺めているだけでは」
- 「この作品は本当に楽しい。テンポの配分が見事だ」
『テムパル~アイテムの力~』第4話「アイテム製作対決」。upvoteは323でした。
当ブログで紹介した第3話では、主人公グリードの口の悪さが全開になりました。第4話では、鍛冶場の存続を懸けて、グリードとエリナの鍛冶対決が始まります。課題は、3時間以内により質の高い短剣を作ること。伝説の鍛冶職人の力を受け継ぐ<ファグマの末裔>として腕を振るうグリードでしたが、対決のクエストは、地下監獄から人物を救出するS級クエストへと変わっていきます。
以下のコメントは Reddit / YouTube / X 等のスレッドから引用・翻訳しています。原文の意図を尊重しつつ、日本語として自然になるよう編集しています。
「開発者が狂っている」
海外掲示板Redditでは、ゲームの運営側への総ツッコミが起きました。
開発者がおかしい。「成功する確率は1%未満」……死んだらそれまで、か。
この会社、ゲームの運営をあの人工知能に丸投げして、何が起きるか眺めているだけだと思う。
ゲーム自体も雰囲気で設計されているように見える。ゲームの成功が、腕前より運と課金に頼りすぎている。『ダークソウル』みたいなゲームが好きな本格派には嫌われそうだ。
分かりにくかった人へ。騎士があっさり倒れたのは、ほこりだらけの密室で炎のスキルを使ったから。要するに自爆したんだ。
背景:韓国発のゲーム小説と、英語吹き替えの遊び
『テムパル』の原作は、韓国のウェブ小説です。仮想現実のオンラインゲーム「サティスファイ」を舞台に、何をやってもうまくいかない主人公グリードが、伝説の鍛冶職人の職業を手に入れて成り上がっていく物語です。韓国では人気の高い作品で、日本の異世界ものとは少し違う、ゲーム会社や運営側の視点が描かれるのも特徴です。
第4話でも、運営側の開発者たちが、成功率1%未満のクエストを止めずに見守る場面が描かれました。海外の視聴者は、ゲームのバランスより物語を優先するような運営の姿勢に、「開発者が狂っている」と総ツッコミを入れています。『シャングリラ・フロンティア』のように運営が真面目にバランスを取っている作品と比べる声もありました。
もう一つ話題になったのが、英語吹き替え版の台詞です。逮捕される場面で「罪状は? 短剣を作った罪か?」と叫ぶ台詞が、英語圏で有名なネットミームを下敷きにしていました。1980年代のオーストラリアのニュース映像で、連行される男性が「罪状は何だ? 食事をした罪か? 美味しい中華料理を食べた罪か?」と叫んだ場面です。英語圏では誰もが知っている場面で、スレッドには「美味しい中華の短剣か?」と続ける書き込みが並びました。
「罪状は? 短剣を作った罪か?」で泣くほど笑った。
次は「美味しい中華の短剣か?」と続くのかと思った。
英語吹き替えが本当にぶっ飛んでいて面白い。
解説:題名「テムパル」の意味
日本語の題名『テムパル』は、韓国語の原題「템빨(テムパル)」をそのまま音で表したものです。「템(テム)」は「アイテム」を縮めた言葉で、「빨(パル)」は「〜のおかげ、〜頼み」といった意味で使われるネットスラングです。つまり「テムパル」は、「装備頼み」「アイテムの力で強くなること」を指す、韓国のゲーマーの間で使われる言葉です。日本語版の副題「アイテムの力」は、その意味を補ったものと言えます。
この題名は、物語の中身をそのまま表しています。主人公グリードは、プレイヤーとしての腕前は平凡で、何をやってもうまくいかない人物です。それが、伝説の鍛冶職人の職業を手に入れたことで、自分の作る装備の力によって成り上がっていく。第4話の短剣製作対決は、まさにその「アイテムの力」が物語の中心に来る回でした。
日本の異世界ものでは、主人公自身が強大な力を授かる展開が多い一方、本作は「作る力」で成り上がる点が特徴です。海外の視聴者が運営側の無茶ぶりにツッコミを入れながらも楽しんでいるのは、この少し変わった成り上がりの形があるからかもしれません。
「グリードはまた報われない」
グリードの不運も、相変わらず笑いを誘っています。
人生(とゲーム)はグリードの顔を蹴り続けると分かっていたから、こんなに簡単に金持ちになれるはずがなかった。
この作品は本当に楽しい。テンポの配分が見事だ。
1月に『シャングリラ・フロンティア』が戻ってくるまでの穴を埋めてくれている。
まとめ
第4話では、短剣製作対決が思わぬS級クエストへと変わりました。運営側の無茶ぶりにはツッコミが集まる一方、英語吹き替えのミームネタも話題になっています。
グリードの不運と成り上がりの物語は、テンポの良さで評価を保っています。
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