【海外の反応】『二十世紀電氣目録』9話、清六・規子・洋輔の過去が明らかに 海外「みんな清六を好きになった。だからこそつらい」
本記事の見どころ
- 清六と規子、そして洋輔。三人の過去が語られる
- 出会いのきっかけは、規子の投げ技
- 目録は二つに分けられ、規子と健吾に託されていた
- なぜか女装した喜八と洋輔が舞踏会で踊る
第9話で語られたのは、喜八の兄・清六と、稲子の姉・規子、そして三添洋輔の過去でした。人を惹きつけずにはいられなかった清六をめぐる、かなわなかった想いの物語です。ところがその回は、なぜか女装した喜八が洋輔と舞踏会で踊る場面で締めくくられます。
スレッドのupvoteは498。「すべてが完璧に筋が通っている。これ以外の展開は考えられない」という冗談が上位に来ました。
以下のコメントは Reddit / YouTube / X 等のスレッドから引用・翻訳しています。原文の意図を尊重しつつ、日本語として自然になるよう編集しています。
「誰もが清六を好きになった」
語られた過去を通して浮かび上がったのは、清六という人物の引力でした。敵も味方も、気づけば清六に惹かれていたのです。
この作品を見ていて、みんなが清六を愛していたと気づいた。それがすごくつらい。清六は『ベイマックス』のタダシを少し思い出させるし、ますます彼のことが知りたくなった。
これもすべて、清六に人を惹きつける性格があったから。みんなが彼と彼の発想に引き寄せられたのに、本人はばかげた戦争で死んでしまう。彼はただ、電気を未来にしたかっただけなのに。
規子と清六の悲恋が本当につらい。二人は一緒になるべきだった……。せめて、弟と妹が二人の夢をかなえてくれるだろう。
背景:二つに分けられた目録
当ブログで扱った第8話では、陸健吾を苦しめていたものが、戦場を生き延びた者の罪悪感だったと明かされました。第9話は、さらに時間をさかのぼり、清六が戦争に行く前の日々を描きます。
清六と規子の出会いは、規子の投げ技でした。合気道のような技で投げ飛ばされたことをきっかけに、清六は規子に惹かれ、二人は共に過ごすようになります。海外では「規子に投げ飛ばされないうちは、規子に会ったとは言えない」という冗談まで生まれました。一方で、清六を誰よりも慕っていたのが洋輔です。清六の死を知って髪が一夜で白くなり、家を飛び出していく姿は、ここで改めて描かれました。「悲劇的だ」と受け取る人もいれば、「走り去り方が笑える」という人もいて、洋輔らしさがよく表れています。
目録についても新しい事実が分かりました。清六の遺した目録は二つに分けられ、半分を規子が、もう半分を健吾が預かっていたのです。「健吾が全部持っていて、それを二か所に分けていると思っていた」と、勘違いに気づいた人もいました。
清六が命を落とした戦争は、作中で詳しく語られていません。ただ、物語の舞台が明治の終わりであることを考えると、1904年から翌年にかけての日露戦争を思わせます。多くの若者が戦場に送られ、帰らなかった戦争です。電気の未来を夢見た若者が、その夢を形にする前に戦場で失われる。本作が描く「蒸気だけが発達した日本」でも、戦争は人々の人生を大きく変えていました。
規子に合気道で投げ飛ばされないうちは、規子に会ったとは言えない。
洋輔は、京アニがここ最近扱った中で一番おもしろいキャラクターだ。これだけ彼に力を入れてくれてうれしい。彼がいなかったら、この作品はここまでぶっ飛んで面白くなかった。
解説:夢を守るための、それぞれの覚悟
物語の現在では、喜八と稲子がそれぞれの覚悟を示しました。目録を手にした喜八は、稲子の夢のために自分を犠牲にしようとします。ところが稲子は「私こそ、あなたの夢のために犠牲になる」と言い返す。海外では、互いに相手の夢を守ろうとして譲らない二人を「愛すべきおばかさんたち」と呼ぶ声がありました。喜八が稲子の決意を踏み越えて洋輔のもとへ向かったことに、「やり方が少しずるい」と感じた人もいます。
稲子の父については、評価が分かれました。娘を嫁がせようとする姿勢は相変わらずですが、「この時代に見合い結婚は珍しくない」と、少し大目に見る声も出ています。問題は結婚そのものより、娘を頼りないと決めつけていることだ、という指摘です。
そして最後の舞踏会。女装した喜八が洋輔と踊るという展開に、稲子の顔が凍りつきます。目的を果たしたあとも手を抜かずに踊りきった喜八に、「その顔はミームになる」という声が並びました。清六の夢をいちばん実現させたいはずの洋輔が、その夢の前に立ちはだかっている。その皮肉を指摘する声もありました。
清六、規子、洋輔の三角関係の回が、なぜか女装した喜八と洋輔の舞踏会で終わるのがすごい。それを見た稲子の顔、笑った。
任務を果たしたあとも、喜八が舞踏会のダンスを手抜きしなかったのは尊敬する。あの顔はミームになる可能性がすごい。
まとめ
清六をめぐる三人の過去と、二つに分けられた目録。笑いの多い回の中で、残された者たちの想いの重さが浮かび上がりました。
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