【海外の反応】『二十世紀電氣目録』11話、母の酒の製法が電子回路につながる 海外「このまま現実より50年早くCPUができそうだ」
本記事の見どころ
- 水晶の洞窟で、喜八が酸欠の危機に
- 稲子の母が遺した酒の製法が、清六の発明の鍵だった
- 稲子の父が、ついに娘を信じる
- 「電気の脳」という言葉の由来
喜八が、坑道の奥で生き埋めになりかけました。酸素の薄い洞窟で、息も絶え絶えになりながら助けを待つ。第11話の前半は、これまでになく緊迫した場面で始まります。そして後半では、稲子の亡き母が遺した酒の製法が、清六の発明につながっていたことが明かされました。
スレッドのupvoteは439。最上位は、喜八役の声優の息づかいの演技を称えるコメントでした。
以下のコメントは Reddit / YouTube / X 等のスレッドから引用・翻訳しています。原文の意図を尊重しつつ、日本語として自然になるよう編集しています。
息づかいだけで伝わる危機
洞窟に閉じ込められた喜八の苦しさは、声だけで伝わってきました。手描きの映像と声の演技が、重い場面をしっかり支えていました。
喜八役の声優に拍手。あの息づかいが、どれだけ切羽詰まった危険な状況なのかを本当に伝えていた。
しかも、閉じ込められた洞窟には酸素が足りなかったみたいだ。だから下にいる間ずっと息が苦しそうで、掘り出されたあとも頭がぼんやりしていた。
水晶の洞窟がまばゆいほど美しく描かれていた。
背景:母の酒と、清六の回路
当ブログで扱った第10話では、誤解が誤解を呼ぶ恋の多角関係に海外が大笑いしました。第11話では一転、物語の核心に迫る事実が明かされます。
稲子の母は、新しい酒を造るための製法を遺していました。その製法が、清六にこの世界で最初の電子回路の着想を与えていたのです。海外では「稲子の母の酒の製法が、清六の電子回路を生んだのは偶然なのか」と驚く声が上がりました。喜八と稲子、二人の家族の遺したものが、一つの発明の中で結びついていたことになります。
稲子にも、はっきりとした目標ができました。電気にちなんだ名前の酒を造ることです。「やっと、喜八にただついて行くだけではなく、自分の目標ができた」と喜ぶ声に対して、「彼女は最初からこの目標を持っていた。人生がずっとその邪魔をしていただけだ」と返す人もいます。そして11話目にして、稲子の父がようやく娘を信じました。「ほかのあらゆる手を尽くして、やっと娘を信じることが許された」という皮肉まじりの祝福が並んでいます。
舞台が京都であることを思えば、酒という題材にも必然性があります。京都の伏見は、名水に恵まれた日本有数の酒どころで、明治の終わりには鉄道の開通も追い風となって全国に名を知られるようになりました。酒造りは、米と水と麹を扱う、当時の最先端の発酵の技術でもあります。その製法が電気の発明に結びつくという発想は、伝統の技と新しい科学を地続きのものとして描く、この作品らしい仕掛けです。
稲子の母が新しい酒を造るために作った製法が、清六にこの世界で最初の電子回路を作らせるきっかけになったのは、まったくの偶然なのか?
役立たずだった父親から、ついに良いことが生まれた。
電気と二人の関係の重ね方が本当にうまい。喜八は文字どおりの科学と京都に明かりをともすことに集中しているけど、彼の中に新しい何かを灯しているのは稲子のエネルギーなんだ。
解説:「電脳」という言葉
電子回路の登場で、海外のスレッドは一気に未来へ話を広げました。「このまま現実より50年早くCPUが生まれて、そこから電脳やAIまで一足飛びに進むのでは」という予想です。真空管と集積回路のどちらに向かうのか、という技術的な議論も交わされました。
そこで紹介されたのが、「電脳」という言葉の由来です。海外の書き込みによれば、西洋の「電子計算機」という考え方にいち早く触れたのは日本人でしたが、「コンピューター」を「電脳(電気の脳)」と訳したのは中国語でした。今も中国語ではコンピューターを「電腦」と呼びます。日本では「電脳」はSFの言葉として広まり、『攻殻機動隊』の電脳化などで知られるようになりました。「公安9課の登場か」という冗談が出たのも、その連想からです。
洋輔については、終盤の振る舞いに警戒の声が上がりました。清六を手に入れられなかった洋輔が、今度は弟の喜八に執着しているように見える、という指摘です。坑道が暗いことを考えずに入った喜八を、洋輔が助けたことには「今回ばかりは洋輔のおかげ」という声もあります。洋輔の妹が英語を自然に話していたことにも気づいた人がいました。
豆知識:西洋の「電子計算機」という科学的な概念に最初に触れたのは日本人だったけど、「コンピューター」という言葉を最初に「電腦(電気の脳)」と訳したのは中国語だった。
つまり、現実より50年早くCPUが開発されて、さらに電脳やAIまで一気に飛躍するのを見ることになるのか。
まとめ
酒の製法から電子回路へ。二つの家族が遺したものが、一つの発明の中でつながった回でした。物語の終盤に入り、目録の謎が核心に近づいています。
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