【海外の反応】『二十世紀電氣目録』10話、恋愛関係が複雑化し海外爆笑 「この多角関係、どんどん妙な形になっていく」
本記事の見どころ
- 「ケンゴまでセイロクを好きだったのか。この多角関係、どんどん妙な形になっていく」
- 「キハチがレモン電池のネズミをモンスターボールみたいに投げたのが最高だった」
- 「誤解だらけの回だったのに、その解消がどれも可愛い」
- 「セイロクが亡くならなければ、ケンゴも不遇な幼馴染枠になるところだった」
『二十世紀電氣目録』第10話。upvoteは365。前回まで重い過去編が続いていた本作が、今回は誤解と和解の回になりました。
以下のコメントは Reddit / YouTube / X 等のスレッドから引用・翻訳しています。原文の意図を尊重しつつ、日本語として自然になるよう編集しています。
「この多角関係、どんどん妙になっていく」
人間関係の整理が一気に進みました。
へえ、ケンゴまでセイロクを好きだったのか。この恋愛の多角関係、どんどん妙な形になっていく。/ それにセイロクは、なぜか回路基板まで発明してしまった。最終回は全員が——
誤解だらけの回だったのに、その解消がどれも可愛かった。/ とくにケンゴがついにノリコとの縁談をまとめられたこと。この人は本当にどん底から——
ケンゴはたしかに日本語で「セイロクが好きだ」と言っていたが、あれはとても良い友人として、という意味だと思う。ケンゴとノリコの縁談は家同士が決めたものかもしれない。彼が両親が発表したと言っていたから。
この作品でも、想い人が亡くならなければ幼馴染は負けていた。
キハチとイナコの間のいざこざが早々に解消されたのは良かった。/ それとケンゴとノリコが幼馴染で、セイロクさえいなければケンゴが不遇な幼馴染枠だった、というのも。
みんなセイロクのことが好きなんだな。
背景:京都アニメーションが「発明」をどう描いているか
原作は結城弘による小説(KAエスマ文庫)。制作は京都アニメーション、監督は太田稔、シリーズ構成は浦畑達彦です。舞台は蒸気機関だけが発達した20世紀初頭の京都。
本作は毎回、海外の予想を裏切ってきました。第4話では日常系と思われていた作品が狂気の展開に転じ、第6話ではバンド回になって「100年前の『けいおん!』」と笑われ、第8話では健吾を苦しめていたものの正体が明かされて「生存者の罪悪感とPTSDだ」と受け止められています。
今回はその反動で、誤解とその解消を積み重ねる回になりました。ただし本作の場合、恋愛の整理と技術の進展が同じ回に同居します。今回はセイロクが回路基板に相当するものを作り出しており、海外の視聴者はそこにも反応しました。
有線から無線へ、そして回路へ。史実の技術史をなぞりながら、それを人間関係の物語と並走させる。この作りが本作の特徴です。
もう一つ、海外の反応で目立つのが作画への信頼です。今回も「唇の描き込みがそこまで細かい必要はなかっただろう」という書き込みが上位に来ており、京都アニメーションの仕事に対する期待の高さが表れています。
本作は数話ごとに作品の顔が変わります。当ブログで扱った第8話では、健吾を苦しめていたものの正体が生存者の罪悪感として提示され、明治時代の生体認証という技術描写まで踏み込みました。その直前はバンド回です。恋愛関係の整理に一話を割いても違和感が出ないのは、この振れ幅が前提になっているからでしょう。
「モンスターボールみたいに投げた」
細部の演出にも反応が集まりました。
キハチがレモンの電気ネズミを、まるでモンスターボールのように投げたのがかなり笑えた。
あの場面でミゾエの唇をあそこまで細かく描く必要はなかっただろう。
ヨウスケは、超一流のディズニー悪役に本気で勝負を挑んでいる。
ヨウスケの出番が短いなら、その分を余すところなく使い切っているな。
京アニが、上半身裸のケンゴで飢えと戦っている。
まとめ
重い過去編の直後に、誤解と和解の回が来ました。
この作品は恋愛の整理と技術の進展を同じ回に置きます。今回はセイロクが回路基板に相当するものを作り出しました。
史実の技術史をなぞりながら、人間関係の物語を並走させる。その作りがよく出た回です。
📚この記事に出てくる英語表現(英語学習用)
love polygon— 多角関係(三角関係の拡張)
例: This love polygon is getting weirder.
give (someone) a run for their money— 本気で張り合う・いい勝負をする
例: Yosuke gives peak Disney villains a run for their money.
milk (something)— とことん搾り取る・最大限に活用する
例: They're milking it for every worth.
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