【海外の反応】『ふつつかな悪女』9話、ギャグ回の伏線が回収され海外脱帽 「あの虫のハンガーゲームが皇后を救う鍵になるとは」
『ふつつかな悪女ではございますが』の海外の反応まとめ(全8話分)→
本記事の見どころ
- 「玲琳がうっかり作り出した『虫のハンガーゲーム』のギャグ回が、皇后の命を救う重要な筋になるとは」
- 「これ以上ないほど分かりやすいチェーホフの銃だ」
- 「殿下が決断を下したことは認識しているが、愚かな決断なので無視することにした」
- 「金 麗雅は最悪だ。言葉のひとつひとつから毒が滴っている」
『ふつつかな悪女ではございますが 〜雛宮蝶鼠とりかえ伝〜』第9話。upvoteは752。過去のギャグ回が伏線として回収され、海外掲示板が沸きました。
以下のコメントは Reddit / YouTube / X 等のスレッドから引用・翻訳しています。原文の意図を尊重しつつ、日本語として自然になるよう編集しています。
「あのギャグ回が伏線だったのか」
笑い話として描かれた場面が、物語の中心に来ました。
玲琳がうっかり作り出した「虫のハンガーゲーム」のギャグ場面が、いまや皇后の命を救うための重要な筋になっているのが信じられない。/ この作品は良すぎる。
だよな? これ以上ないほど分かりやすいチェーホフの銃だ。
「殿下が決断を下したことは認識しているが、それが愚かな決断である以上、無視することにした」
玲琳が真顔になって、もう尭明にはうんざりだと声で伝えて、そのまま出ていった場面が大好きだ。間違いなく今回の白眉だった。
みんな尭明のことや、賢秀と雅媚の過去の話をしているが、自分はどうしても、慧月の体に入った玲琳が身体的な怪物すぎるのが面白くて仕方ない。
彼女はあの虚弱な体で、どれだけ長い間ひたむきに武術を鍛えてきたか分からない。今まで彼女を縛っていた重りが外れたようなものだ。
背景:ギャグと本筋を分けない作りが効いている
原作は中村颯希による小説。アニメーション制作は動画工房、監督は山﨑みつえです。
当ブログでは第7話の記事で、本作が「よくあるヨーロッパ貴族風の悪役令嬢ものではなく、中華宮廷劇の重みがある」と評価されている点を扱いました。
今回、その重みを支えている構造が見えました。ギャグ回を捨て回にしないという作りです。
以前、玲琳が意図せず虫同士を戦わせる状況を作ってしまう場面がありました。当時は完全に笑い話として処理されており、視聴者もそう受け取っています。ところが今回、その出来事が皇后の命を救うための知識として機能しました。海外の視聴者が「チェーホフの銃」と呼んだのはこのためです。
もう一つ、体の入れ替わりという設定も同じ形で効いています。玲琳は本来、極端に虚弱な体の持ち主です。それでも武術の鍛錬を続けてきました。健康な慧月の体に入った今、その積み重ねが一気に表に出る。海外の視聴者は「重りが外れたようなものだ」と表現しました。
一方、今回の敵役である金 麗雅への反応は厳しいものでした。子を亡くしたばかりの母親に、その死は生き残った子の栄養になるのだから受け入れるべきだと告げる。この場面が、後の復讐の動機を説明する形になっています。
「捨て回を作らない」という評価は今回に始まったものではありません。当ブログで扱った第7話では、血筋でも策略でもなく「危険な場面で逃げなかったこと」が地位を決めました。笑いの場面に見えて、宮廷が人物の来歴を規定する装置として働いている。虫の場面の回収も同じ設計です。
「あの女は何がおかしいんだ」——金 麗雅への反応
敵役の言葉に、怒りが集中しました。
今回は尭明が本当に気の毒だった。最悪のタイミングで入れ替わりを知ることになった。/ それにしても金 麗雅は最悪だ。言葉のひとつひとつから毒が滴っている。
彼女を見れば見るほど、どれだけ腐っているかが分かる。
あの女は何がおかしいんだ? 子を亡くしたばかりの母親に、それは生き残った子の栄養になるのだから許容できる犠牲だ、なんて誰が言うんだ。
子を失って悲しむ朱 雅媚への金 麗雅の毒が、雅媚が金一族への復讐を目論む理由なのだろう。毒蟲の呪いの罪を金家に着せることで——
前回、皇后が「純粋」な妃を叩きのめしたのは少しやりすぎだと思っていた。だが20年もあれを聞かされていたのなら、そりゃ無理もない!
なぜ玲琳は、慧月の頑丈な体ですら耐えるのがやっとだった儀式を行うために、体力マイナス1の自分の体に戻る計画を立てているんだ? 良い面としては、慧月が貢献する機会になるが。
まとめ
笑い話として描かれた虫の場面が、皇后を救う鍵になりました。
ギャグ回を捨て回にしない作りが、この宮廷劇の厚みを支えています。
虚弱な体で武術を鍛え続けた主人公が、健康な体を得て一気に強くなる構図も同じ形です。
📚この記事に出てくる英語表現(英語学習用)
Chekhov's gun— チェーホフの銃(後で必ず使われる伏線)
例: A Chekhov's gun if I've seen one.
poison dripping from one's lips— 言葉の端々に毒がある
例: Poison dripping from her very lips.
juggernaut— 圧倒的な力を持つ存在
例: A physical juggernaut.
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