【海外の反応】『きみが死ぬまで恋をしたい』8話、喪の描写に海外が絶句 「ここ数年で見た中で、最も美しい悲嘆の描き方だ」
本記事の見どころ
- 「正直、ここ数年で見た中で最も美しい悲嘆の描き方だった」
- 「7話より観るのが辛かった。良い回だったけれど、より痛かった」
- 「戦争が人から奪っていくものを描いた、美しい回だ」
- 「アリが、ようやく泣いていいと思えるようになったのが良かった」
『きみが死ぬまで恋をしたい』第8話。前回、遺体すら残らない退場が描かれ、海外掲示板Redditが絶句した回の続きです。
背景:「その後」を丸ごと一話使って描く
本作は、兵器として育てられる少女たちの学園を舞台にした物語です。
前回の記事で扱った通り、この作品は死を「認識すらされない」形で描きました。遺体が残らないため、周囲は誰も気づかないまま話が進む——という構造です。
今回、その残された側が丸ごと一話かけて描かれました。
海外の視聴者が指摘したのは、この回の残酷な設計です。
「今回は、過去のセイラン(退場した人物)の場面を持ち出して、傷口に塩を塗り込むことに費やされる。しかもそれは心温まる場面ばかりで、単体で見れば元気が出るはずのものだ。ところが実際には——」
つまり回想として提示されるのは、全部良い思い出です。それが今となっては、すべて失われたものの目録になる。
そして海外の視聴者が最も評価したのが、この一言でした。
「正直、ここ数年で見た中で最も美しい悲嘆の描き方だった」
もう一点、物語として重要な岐路も置かれました。ミミがアリに対して、ある提案をします。海外の視聴者は「あれを受け入れないでほしい」と口を揃えました。禁じられた術には、禁じられている理由があるからです。
以下のコメントは Reddit / YouTube / X 等のスレッドから引用・翻訳しています。原文の意図を尊重しつつ、日本語として自然になるよう編集しています。
「ここ数年で最も美しい悲嘆の描き方だ」
残された側を、丸ごと一話かけて描きました。
正直、ここ数年で自分が見た中で最も美しい悲嘆の描き方だった。
ああ、この回は観るのが辛かった。素晴らしい回だったけれど、7話よりも痛かった。
戦争が人々から奪っていく喜びを描いた、実に美しい回だった。石川由依の今回の仕事に称賛を。祈りの時間のアリの泣き声は、本当に——
今回は、過去のセイランの場面を持ち出して傷口に塩を塗り込むことに費やされる。しかもそれは心温まる場面ばかりで、単体で見れば元気が出るはずのものだ。ところが実際には——
アリがようやく泣いていいと思えるようになったのが良かった。ミミの「彼女は怒らないと思う」という台詞が刺さった。現実にも、そう感じてしまう人を知っているから。
前回も言ったけれど、露骨な死亡フラグのおかげで彼女の死が来ることは全員分かっていたし、だからこそ心の準備ができていた。今回のほうが、より厳しい回になるはずだった。
画面に玉ねぎを刻む効果を追加する技術があるとは信じられない。しかも花粉の季節に。
「あの提案は受け入れないでほしい」
物語の岐路が置かれました。
くそっ、この回は全部が容赦なかった。それにしても、アリがミミの申し出を受けないことを本気で願う。あの水準の術は誰も使うべきではない。ああいうものが——
アリが、セイランを生き返らせるというミミの提案を拒むことを願っている……。
たぶん彼女が言っているのは、自分が蘇生させられたときに使われた禁術のことだろう。
この学園にはカウンセラーすらいない。回を追うごとにこの場所が嫌いになる。そもそもこの戦争は何のためのものなんだ。
そう、キャラクターが死んだ後に来る、あの定番の「ナイフをねじ込む回」だ。それと今になって気づいたけれど、OPでセイランの死が伏線として描かれていた。彼女が——の上にいる部分だ。
まとめ
回想として提示されるのは全部良い思い出で、それが今となっては失われたものの目録になる——残された側を丸ごと一話かけて描いた回でした。「ここ数年で最も美しい悲嘆の描き方」という評価が、その丁寧さを物語っています。
📚この記事に出てくる英語表現(英語学習用)
salt in the wound— 傷口に塩を塗る
例: Unloading salt in the wound.
in a vacuum— 文脈から切り離して単体で見れば
例: Which in a vacuum, would be uplifting.
take (someone) up on an offer— 申し出を受け入れる
例: I hope Ari doesn't take Mimi up on her offer.
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