【海外の反応】『逃げ上手の若君』2期8話、京で魅摩が登場 海外「ついにオープニングの金髪の子が来た」
本記事の見どころ
- 京の都で、ずっと待たれていた金髪の少女・魅摩が登場
- 魅摩との勝負に、雫が思いがけない一手
- 一行でいちばん金持ちの玄蕃が、すっからかんに
- 画面越しにこちらを見つめる尊氏
オープニングとエンディングに映る金髪の少女は、いつ出てくるのか。海外のスレッドで何週も続いていたその疑問に、第2期8話がようやく答えました。京の都に入った時行たちの前に現れたのが、裕福な家の娘で、賭け事を好む魅摩です。
スレッドのupvoteは445。映像への称賛とともに、「西洋でもっと話題になってほしい」という声が最上位に来ました。
以下のコメントは Reddit / YouTube / X 等のスレッドから引用・翻訳しています。原文の意図を尊重しつつ、日本語として自然になるよう編集しています。
「この作品の美術は一級品」
京の場面でも、色彩と線の美しさが際立っていました。
これが西洋であまり話題にならなかったのは残念。このスタジオのきれいな輪郭線、鮮やかな色、細やかでなめらかな動きのおかげで、どれだけ楽しめているか。
作画は第1期の頂点には届かないけど、全体の演出は良くなっている。第1期以上に松井先生の作風を引き上げていると思う。
美術デザインが一級品。要素がこれだけ多いと簡単にごちゃごちゃしそうなのに、なぜかすべてが完璧に釣り合っている。
背景:魅摩と「ばさら」
当ブログで扱った第2期7話では、時行の叔父・北条泰家が登場し、原作読者から「オープニングの金髪の少女は、京都が舞台になれば出てくる」という予想が出ていました。その予想どおり、京に入った第2期8話で魅摩が姿を見せます。
魅摩は都会の裕福な家の娘で、危うさと誇り高さ、人なつこさをあわせ持つ少女として描かれました。原作読者からは「アニメがどう登場させるか楽しみにしていた。危険で誇り高く、それでいて気さくで社交的、という混ざり方をうまく捉えていた」と好評です。雫と同じように、魅摩も霊的な力を使えることが示されています。
魅摩の父は、足利尊氏に仕える大名・佐々木道誉です。道誉は実在の武将で、派手な装いと型破りなふるまいから「ばさら大名」の代表として知られ、和歌や茶、立花などの文化にも通じた人物でした。海外のスレッドでは、その父が尊氏と同じくらい常軌を逸した人物に見える、という声が出ました。この父に結びつく言葉として、海外の視聴者が解説していたのが「ばさら」です。派手な身なりや常識外れのふるまいを好んだ南北朝時代の風潮を指す言葉で、語源はサンスクリット語の「ヴァジュラ(金剛杵)」とされます。ダイヤモンドのように硬く、何でも打ち砕く密教の法具に由来する言葉です。「この作品はいろいろな意味でパンクだから、その時代版の言葉を持ち込むのは納得だ」という感想もありました。
舞台が京に移ったことにも意味があります。鎌倉幕府が倒れたあと、後醍醐天皇は京で建武の新政を始め、政治の中心は鎌倉から京へ移りました。信濃に潜んでいた北条の遺児が、敵の本拠ともいえる都に足を踏み入れたことになります。
魅摩が来た! アニメが彼女の登場をどう描くか楽しみにしていた。危険で誇り高く、それでいて気さくで社交的、という混ざり方を見事に捉えていたと思う。賭けに出る準備のできた、裕福な家の都会の娘だ。
歴史の豆知識:「ばさら」はサンスクリット語の「ヴァジュラ」に由来する。ヒンドゥー教や仏教の伝説的な儀式の道具で、ダイヤモンドと雷の性質を持つとされる。
解説:雫の一手と、尊氏のまなざし
魅摩は時行たちを賭けの勝負に引き込みます。いかさまも辞さない魅摩に、一行でいちばんの金持ちだった玄蕃までが身ぐるみはがされてしまいました。そこで勝負をひっくり返したのが雫です。眠っている時行に口づけするという大胆な一手で魅摩を動揺させ、勝負に勝ってしまいました。普段は時行に冷たく見えて、実はいちばん面倒を見ている雫の一面に、「雫こそこの一行のツンデレだ」と分析する声も出ています。
負けを潔く受け入れた魅摩は、そのまま一行に打ち解けました。雫、亜也子、魅摩の三人がすぐにあだ名で呼び合う仲になったことも喜ばれています。ただ、魅摩の父が尊氏に仕えている以上、この友情が長く続くかどうかは分からない、という心配も出ました。
短い登場ながら、足利尊氏の存在感も健在でした。画面越しにこちらを見つめているように感じる数秒に、「相変わらず不気味だ」という声が並んでいます。今回のエンディングイラストは、魅摩役の声優によるもので、「少女漫画の一コマのよう」と評されました。
ほんの数秒、尊氏がまっすぐこっちを見ているように感じた。相変わらず不気味な男だ。
魅摩はみんなを手玉に取ろうとしたけど、雫が時行への愛の力で勝負に勝った。そして魅摩は時行に恋をしてしまった。
まとめ
京の都で魅摩が登場し、時行の周りはさらににぎやかになりました。その父が尊氏に仕えていることが、今後の影になりそうです。
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