【海外の反応】『逃げ上手の若君』2期9話、楠木正成がついに登場 海外「時行が、大人になった自分に出会ったみたいだ」
本記事の見どころ
- 伝説の武将・楠木正成と時行が出会う
- 敵方の軍師に「どうすれば勝てるか」を聞く時行
- 正成の息子の声は、『暗殺教室』の渚役
- そして浮かび上がる、帝の暗殺計画
京に滞在する時行の前に現れたのは、後醍醐天皇の側で戦う名将・楠木正成でした。とぼけた振る舞いの奥に底知れない力を感じさせる正成は、時行と同じく「逃げ」の達人でもあります。第2期9話は、立場の違う二人の「逃げ上手」が向き合う回でした。
スレッドのupvoteは370。終盤には、叔父の泰家が関わる大胆な計画も動き出します。
以下のコメントは Reddit / YouTube / X 等のスレッドから引用・翻訳しています。原文の意図を尊重しつつ、日本語として自然になるよう編集しています。
「逃げ上手」同士の出会い
正成と時行の似た者同士ぶりに、多くの人が反応しました。
強い敵を倒すには、時行は常識からも逃げ切るくらい逃げ上手になればいい。なんて簡単なんだ、なぜ思いつかなかったんだろう。
勝てない戦いに勝つには、勝ちの定義を変えればいい。
なんてこった……時行が大人になった自分に会ったみたいだ。あんな大物の武将でも「妻が幸せなら人生も幸せ」という格言を知っているのが笑える。
正成と時行が、逃げ上手という点でつながった似た者同士なのが好き。同じ側じゃないのが残念だ。
背景:楠木正成という人物
当ブログで扱った第2期8話では、京に入った時行たちの前に、佐々木道誉の娘・魅摩が現れました。続く第2期9話では、この時代を代表するもう一人の実在の武将が登場します。
楠木正成は、鎌倉幕府を倒す戦いで後醍醐天皇の側に立ち、河内の千早城などで少ない兵を率いて幕府の大軍を翻弄した武将です。奇策とゲリラ戦の名手として知られ、のちに南朝への忠義の象徴として語り継がれてきました。皇居外苑には今も正成の銅像が立っています。日本では誰もが名前を知る人物で、海外の視聴者の中には「日本の視聴者がどんなことを感じ取れるのか知りたくて、登場人物の史実を調べている」という人もいました。
作中の正成は、とぼけた冗談を飛ばしながらも、威圧感と有能さを少しも失わない人物として描かれています。「ずいぶんひょうきんに描いているのに、恐ろしさと有能さが少しも損なわれていない」という評価が上位に来ました。城にこもって大軍をかわし続けた史実の正成は、まさに「逃げ上手」の先輩と言える存在です。
日本の視聴者がこの作品から何を受け取っているのかを少しでも知りたくて、登場する歴史上の人物についていろいろ読んでいる。楠木は伝説的な人物だから、ここでどう描かれるのかすごく気になっていた。
楠木の描き方がすごくよかった。かなりおどけたキャラにしているのに、それで威圧感や有能さが損なわれていない。
解説:敵に教えを乞う時行と、帝の暗殺計画
時行は、敵方の軍師ともいえる正成に、どうすれば相手に勝てるのかを直接たずねます。その度胸に驚く声が多く、正成から兵法の手引きまで受け取った時行に、「教師のような存在に出会えた。読み解くのには苦労しそうだけど」と笑う書き込みも出ました。
正成の息子・多聞丸を演じているのは、松井優征さんの前作『暗殺教室』で主人公の潮田渚を演じた声優です。この配役を知った海外のファンは「すごい小ネタだ」と喜びました。多聞丸は、のちに父の跡を継いで南朝方の武将となる楠木正行の幼名です。父子そろって日本史に名を残す人物で、少年の姿で登場した多聞丸にも、史実を知る人ほど感じるものがあります。
そして物語は、叔父の泰家が関わる帝の暗殺計画へと向かいます。尊氏がわざと遅れて到着するという宴の席で、計画は実行されようとしていました。「逃げの達人が、次は暗殺に挑むのか。作者の前作を考えるとおもしろい」「京都は暗殺の聖地だと『暗殺教室』の修学旅行編でも言っていた」と、前作にからめた冗談が次々に飛び出しています。当時の帝は神に近い存在とされていたため、「帝に反対したり退位させたりはできても、暗殺を考えるのは常軌を逸している」と、泰家の大胆さに驚く声もありました。
今回のエンディングイラストは、日向坂46の藤嶌果歩さんが担当しました。声優以外からの描き下ろしもあり、毎週の楽しみの一つになっています。
終盤の演出も高く評価されました。意表をつくカメラの角度、雰囲気の変化を告げる音楽の切り替え、緊張を高める台詞の間。「最後の場面が本当によかった」という声が並び、尊氏が画面に出るたびに漂う不穏さについても、「唯一無二の緊張感がある」と語られています。
豆知識:正成の息子・多聞丸の声は、松井先生の前作『暗殺教室』の主人公、潮田渚の声優が担当している。
帝を暗殺しようなんて考えるだけでも、叔父の泰家はどうかしている。当時の帝は神と見なされていた。帝に反対したり、廃したり、政治的な権力を奪ったりはできても、暗殺となると話が違う。
まとめ
立場の違う二人の「逃げ上手」が出会い、時行は敵の名将から戦い方を学びました。その一方で、帝の暗殺計画という危うい動きが始まっています。
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