【海外の反応】『二十世紀電氣目録』7話、水路の舟チェイスに海外熱狂 「健吾、二人と舟を背負って竪坑を登るのは人間業じゃない」
本記事の見どころ
- 水路を舞台にした、息をのむ舟のチェイス
- 喜八と稲子を背負い、雨の竪坑を登る健吾
- 稲子の姉・規子は、父を羽交い締めにする頼れる姉
- 目録の話を聞いた瞬間、健吾の顔に浮かんだ恐怖
第7話の見せ場は、水路を舞台にした舟のチェイスでした。追っ手から逃れる喜八と稲子、舟をこぐ竿で追っ手の顔を「どうかやめてください」と丁寧に突く稲子、そして二人を背負って竪坑をよじ登る陸健吾。昔ながらの冒険活劇の楽しさが詰まった一話です。
スレッドのupvoteは540。最上位は「京アニがこのチェイスで本気を出した」という興奮の声でした。
以下のコメントは Reddit / YouTube / X 等のスレッドから引用・翻訳しています。原文の意図を尊重しつつ、日本語として自然になるよう編集しています。
「懐かしい冒険活劇の空気」
舟のチェイスの作画と、その場面が呼び起こす懐かしさに、多くの人が反応しました。手描きの水しぶきと、狭い水路をすり抜ける舟の動きに、京都アニメーションの作画の力がはっきり表れていました。
あの舟のチェイス全体がすごかった。京アニが目盛りを11まで上げてきた。信じられないくらいの出来だった。竪坑を登りきった健吾がMVPだ。
この回は、昔ながらの気まぐれな冒険の感覚に思いきり寄せて、見事に描いていた。懐かしい感じがした。どの作品とははっきり言えないけど、似たような場面を思い出した。
稲子が竿で健吾の顔を突いていたのが最高におかしかった。しかもすごく丁寧に「どうか追いかけないでください」と言いながら。「ください」が何回も聞こえた。
背景:京都と滋賀を結ぶ水の道
当ブログで扱った第6話は、まさかのガールズバンド回で、海外から「100年前の『けいおん!』」と笑われました。第7話では一転、物語の舞台が京都と滋賀を結ぶ水路へと広がります。
本作の舞台は、明治の終わりの京都です。当時の京都には、琵琶湖の水を引き込む「琵琶湖疏水」がありました。1890年に完成したこの水路は、舟による物資や人の輸送に使われ、その水力で日本初の営業用水力発電所が動いて、京都に電灯や路面電車をもたらしました。トンネルの工事では、山の上から縦穴(竪坑)を掘り下げて掘り進める方法がとられています。電気の時代の夢を描く本作で、喜八たちが水路を舟で逃げ、竪坑を登る場面は、こうした京都の近代化の歴史を下敷きにしているように見えます。
海外でも「今週と来週、この作品は『さよならララ』と同じく滋賀に行く」と、同じ夏の作品と舞台が重なったことを面白がる声がありました。
今週と来週、この作品は『さよならララ』に続いて滋賀へ。
健吾はとんでもない怪物だ。喜八と稲子と大きな袋を背負って、全部合わせたら100キロ近くあるはずなのに、ほとんど手がかりのない滑りやすい竪坑をあっさり登っていった。
解説:健吾が隠しているもの
最初は喜八たちを追いかける側だった健吾は、いつの間にか二人を助ける側に回っていました。どこからか長い竹を引き抜いてきて足場にし、雨で濡れた竪坑を、自分の体重に加えて二人の若者と舟までかついで登りきる。その怪力ぶりには「人間業じゃない」という声が相次ぎ、「竹を育てているけど、本当にあのくらいの高さまで伸びる」と、竹の長さに太鼓判を押す人まで現れました。
超人的な活躍の一方で、健吾の表情には別のものが浮かんでいました。目録のもう半分を持っているという人物の話を聞いた瞬間、健吾は明らかに恐怖を見せます。喜八をその人物に会わせたくない様子でした。「トラウマ、罪悪感、後悔、恐れ。健吾の顔の表情があまりにはっきりしていて、最後には鳥肌が立った」という声があります。戦場で清六との間に何があったのか。「もし健吾が清六の死に関わっているなら、洋輔には絶対に知られないほうがいい」という心配も出ました。
稲子の姉・規子の活躍も好評でした。娘を嫁がせようとする父を羽交い締めにしてまで、妹を助ける頼もしい姉です。ただ、その規子が自分たちの行き先を口にしてしまったことには、「なぜわざわざ居場所を教えたのか」と首をかしげる声もありました。
物語の大きな謎についての推理も出ています。清六は戦争に行き、行方が分からなくなった。目録の後半には、日々の暮らしに役立つ発明ではなく、兵器や軍事技術が書かれているのではないか、という説です。電気の時代の夢が、戦争と結びついてしまう可能性が示唆されています。
この回の健吾の表情がとても印象に残った。トラウマ、罪悪感、後悔、恐れがはっきり伝わってきて、最後には鳥肌が立った。清六に何があったのか、健吾が何を見て何を知ったのか、気になって仕方ない。
今のところの突飛な説:清六が戦争に行って行方不明になったことを考えると、目録の後半は兵器や軍事装備ばかりなんじゃないか。日々の暮らしに役立つものは一つもなくて。
まとめ
息をのむ舟のチェイスと、健吾が抱える秘密。冒険活劇の楽しさの裏で、清六の過去をめぐる謎が深まった回でした。海外のスレッドによれば、次回も舞台は滋賀に続きます。
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