【海外の反応】『幼女戦記』2期8話、自分の思いつきが人間魚雷に シューゲル技師の再登場に海外「ターニャを怖がらせられる唯一の男」
本記事の見どころ
- 数か月前の軽口が、魔導師が乗り込む魚雷「V-2」として帰ってきた
- シューゲル技師こそ、ターニャを本気で怯えさせる唯一の人物
- ヴィーシャのチョコレートを取り上げたターニャ。「今期一番感情が動いた場面」
- 「中立」を装ったイルドアに、派手な入港で意趣返し
数か月前の開発会議で、ターニャは軽い気持ちで提案しました。魔導師が誘導する魚雷があればいいのに、と。第8話で、その思いつきは「V-2」として完成し、乗り込むのはターニャ本人とその部隊でした。
第7話では、合理性しか持てないターニャの欠点が正面から描かれました。第8話のスレッド(upvote1,080)でも、海外の視聴者は「またしても自分の口が災いを招いた」と、同じ構図を指摘しています。
以下のコメントは Reddit / YouTube / X 等のスレッドから引用・翻訳しています。原文の意図を尊重しつつ、日本語として自然になるよう編集しています。
「ターニャを怖がらせられる唯一の男」
久しぶりに登場したシューゲル技師に、上位のコメントが集中しました。
ターニャを怖がらせられるのは、たぶんシューゲル博士だけだ。明らかにトラウマになっている。そしてまたしても、ターニャ自身が言ったことがはね返ってきた。
博士が存在Xの変装だと言われたら、100%信じる。ターニャを苦しめるためだけに存在しているみたいだ。最初の本能が逃げることだったのが好き。でも彼からは逃げられない!
ターニャ、また自分のアイデアが無茶な作戦になって自分で担ぐと知る:「自分がやると思っていなければ、誰でも『いい案』は出せるものだな」。自分:待って、ターニャ、口が災いの元だとついに悟りかけてる?
背景:イルドアの「中立」と、海からの道
南方の戦線から撤退する帝国軍の部隊に対し、イタリアに相当する国イルドアは、自国の陸路を通ることを認めませんでした。表向きは中立を守るためです。けれど、それは帝国軍を、待ち構える連合王国の艦隊の前に送り出すことを意味していました。海外の視聴者は、これを「中立どころか、知っていて帝国を殺し場に追い込んだ裏切りだ」と受け止めています。
そこで投入されたのが、魔導師が乗り込んで誘導する魚雷V-2でした。目標の真下で爆発させ、艦を内側から崩す。ターニャの部隊は、海中で視界も呼吸も奪われ、水圧に耐えながら敵艦に迫り、爆発の前に脱出しなければなりません。全員が無事に戻ったことに安堵する声と、「本当に正気じゃない作戦だった」という声が並びました。
作戦の締めくくりに、ターニャは船の上で手を振りながら、堂々とイルドアの港に姿を現します。「帝国軍は全滅するはずだった。それを12人の魔導師が敵艦隊を沈めて、中立国の港に現れた」。この派手な入港が、イルドアの面目をつぶす意趣返しになっていると、海外では読まれました。
イルドアは、陸路を通さなければ、帝国軍は連合の優勢な海軍に全滅させられると見ていた。「ほら、陸路で安全に通すこともできたのに通さなかった」と世界に中立を示すつもりだった。ところが、12人の魔導師が連合の艦隊を壊滅させてしまった。
やあ世界のみんな! 僕たちは中立の良き友、イルドアと一緒にここで過ごしているよ!
解説:実在した「人間魚雷」
人が乗って操る魚雷は、架空の兵器ではありません。第二次世界大戦中、イタリア海軍は「マイアーレ」と呼ばれる人間操縦魚雷を使いました。1941年には、この魚雷で潜入した潜水士たちが、アレクサンドリア港でイギリスの戦艦クイーン・エリザベスとヴァリアントに大きな損害を与えています。操縦者は目標の近くで魚雷を離れる仕組みでした。作中のV-2も、脱出を前提にした設計です。
本作の帝国は、第一次・第二次世界大戦期のドイツをもとにした国で、作中には史実を思わせる名前や出来事が数多く出てきます。南方から撤退してくる将軍の名前に、ドイツの名将ロンメルを重ねた人もいました。その世界で、人間魚雷を最もうまく使ったのが現実のイタリアだったという事実と、作中でイタリアにあたるイルドアがこの兵器に面目をつぶされる展開。歴史好きの視聴者には、二重に面白い回だったようです。
1941年、イタリアの潜水士たちが人間魚雷(マイアーレ)でアレクサンドリアのイギリス海軍基地に潜入し、戦艦クイーン・エリザベスとヴァリアントに大損害を与えたのを思い出した。
面白いことに、ああいう魚雷は実在したし、いちばんうまく使ったのはイタリア人だった。
ヴィーシャのチョコレート
重い作戦の合間の小さな場面も、しっかり拾われていました。ターニャの副官ヴィーシャ(ヴィクトーリヤ・セレブリャコーフ)は、装備の中にこっそりチョコレートを忍ばせていました。それをターニャに取り上げられたときの小さなため息が、スレッドでは今回いちばん心を動かした場面として票を集めています。いつもターニャの隣に立っている彼女が、大柄な隊員たちの中に並ぶと驚くほど小さいことに、改めて気づいた人もいました。
ターニャにチョコレートを取られたときのセレブリャコーフのため息が、この回で、いや今期で一番感情が動いた場面だった。
最初はゼートゥーア、今度はターニャ。チョコレート泥棒はいつ終わるんだ。
まとめ
自分の思いつきに自分が乗り込む、ターニャらしい自業自得の回でした。作戦は成功し、中立を装ったイルドアは世界の前で面目を失います。帝国とイルドアの関係が、この先の焦点になりそうです。
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