【海外の反応】『これ描いて死ね』7話、まるごと手島先生の過去回に海外引き込まれる 「天才だけど、下で働くのは最悪」
本記事の見どころ
- 寺村七が語る、手島零のアシスタント時代
- 憧れの漫画家・へびちか先生の下で
- 「横暴で、人の気持ちが分からないのに、なぜこんなに美しいものが描けるのか」
- 手島先生が漫画をやめた理由は、まだ明かされない
第7話は、ほぼ一話まるごと手島零の過去でした。語り手は、手島先生の古くからの友人・寺村七。二人はかつて、人気漫画家のへびちか先生のもとでアシスタントとして働いていました。手島先生が、恥ずかしい過去を教え子たちの前ですべて明かされてしまう回でもあります。
スレッドのupvoteは300。「先生の物語が、実はこの作品で一番好き」という声が並びました。
以下のコメントは Reddit / YouTube / X 等のスレッドから引用・翻訳しています。原文の意図を尊重しつつ、日本語として自然になるよう編集しています。
「憧れの人には会うな」
憧れの漫画家のもとで働き始めた手島先生は、やがてその人の別の顔を知ることになります。それでも、学ぶものはあったようです。
まるごと零に焦点を当てた回でうれしい。へびちかの下で働いた時間は、へびちかがあれだけ刺したくなる人だったわりには、意外とうまくいっていた。零がなぜ漫画家をやめたのか、ますます気になる。
最初は全力でファンだった零が、最後には幻滅していく。だから憧れの人には会うべきじゃない、という典型例だ。
「あれほど横暴で、人の気持ちがまるで分からないのに、どうしてあんなに美しいものが描けるのか」。今の仕事でも前の仕事でも、まさにこれを感じたことがある。
背景:師匠としての手島先生
当ブログで扱った第6話では、相たちの漫画が初めて一冊売れた喜びと、一晩で描いた原稿を編集者に突き返される厳しさが描かれました。そこで登場した10年前の手島先生の回想が、第7話でさらに深く掘り下げられます。
若き日の手島先生は、へびちか先生を踏み台にするつもりでアシスタントになりました。へびちか先生は天才でしたが、指導はまったく下手で、下で働くのは最悪だった。それでも手島先生は、その現場で漫画家として必要な技術を身につけていきます。海外では「へびちかにも共感がなかったわけではない。アシスタントを苦しめるためではなく、自分の作品の構想を何より優先していただけ。それでも手島の技術はきちんと育てていた」という見方も出ました。
この回を見たうえで、多くの人が口にしたのが「零は、へびちかよりずっといい指導者だ」という評価です。相たちに漫画を教える今の手島先生は、かつての自分の師匠を反面教師にしているのかもしれません。手島先生を演じる早見沙織さんの演技も好評で、「ちゃんとした先生らしくふるまおうとするときの、ロボットのような口調がおかしい」という声が上がっていました。
この回からの結論は、零はへびちかよりずっといい指導者だということ。へびちかは創作では天才だけど、役に立つ助言をするのはまるでだめで、下で働くのは最悪だ。
ちゃんとした先生らしくふるまおうとするときの、ロボットみたいな話し方が大好き。
解説:七と零、そして「選ばなかった道」
この回の語り手である寺村七にも、多くの関心が集まりました。漫画研究会の部室として、自分の店の上の部屋を貸している七。二人は今も同じ建物で暮らしているのでは、と推理する人もいます。零にとっては「生涯の友人」でも、七にとってはそれ以上の想いがあるのでは、という読みも出ました。
へびちか先生のもとで一緒に働いていたもう一人のアシスタントの存在も話題になりました。第1話で相が初めてコミティアを訪れたとき、ブースを出していた描き手の一人がその人物だったのではないか、という指摘です。手島先生が今もそのブースから目をそらしてしまうのは、自分が選ばなかった道を見せつけられるからかもしれません。「大学院時代の友人で、研究の道に残った人たちの近況を見るときと同じ気持ちになる」と、自分の経験に重ねる声もありました。
それでも、手島先生がなぜ漫画をやめたのかは、まだ明かされていません。「ロボ太とポコ太」が打ち切られたことがきっかけではないか、という推測が最も多く出ていました。なお、この回は日本での放送が特別番組のために変則的な編成となり、配信の時期にも混乱がありました。
「殺す気で描け」と言いながら、実際に描いているのはほのぼのとしたラブコメばかり、という落差を面白がる書き込みもありました。重い枠の物語と、明るい現在の物語を並べる構成が『令和のダラさん』に似ている、という指摘も出ています。
いちばんありそうなのは、「ロボ太とポコ太」が打ち切りになったから漫画家をやめた、という筋書きだと思う。受賞した読み切りと違って、あれは単行本が丸一冊出ていたから。
大学院時代の友達で、研究の世界に残った人たちの近況を見るとき、零が感じたのと同じ気持ちになる。選ばなかった道だ。
まとめ
天才だけれど指導の下手な師匠のもとで、手島先生は漫画家として育ちました。その経験が、今の手島先生の教え方につながっているようです。
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