【海外の反応】『猫と竜』9話、魔法の才能があるのに学ぼうとしない少女に海外 「彼女は怠け者なんかじゃない」
本記事の見どころ
- 炎の魔法の才能を持ちながら、学ぶ気のない孤児院の少女
- 「怠け者」と呼ばれる彼女は、実は孤児院の仕事を一手に担っていた
- 「でも、火って何?」少女の素朴な問いに海外が反応
- 白猫を家事に使う少女と、猫の師匠に憧れていた神父
炎の魔法にずば抜けた才能があるのに、少女はまったく学ぼうとしません。第9話は、孤児院で暮らすその少女と、彼女に魔法を教えようとする白猫と神父の物語でした。スレッド(upvote217)の上位には、「爆発少女に爆発以外の魔法を学ばせるのは、爆発少女文化への冒涜だ」という冗談が並んでいます。
第8話では王子スタンとクロバネの薬草集めが描かれましたが、第9話は再び別の猫と人間の組み合わせに焦点が移りました。
以下のコメントは Reddit / YouTube / X 等のスレッドから引用・翻訳しています。原文の意図を尊重しつつ、日本語として自然になるよう編集しています。
「爆発少女文化への冒涜」
上位のコメントは、少女の性格と才能をめぐるものでした。
爆発少女に爆発以外の魔法を学ばせるのは、爆発少女文化への深い冒涜だ。まあ、回の最後には彼女もやる気になっていたけど。
少女「でも、火って何?」(Vsauceの音楽が流れる)。ケット・シーの師匠をずっと望んでいた神父には同情する。目の前で少女がそんな師匠をあっさり手に入れて、その白猫を家事に使っているんだから。
どうやら、魔法を学びたい理由が見つかったみたいだ。
背景:「怠け者」ではない少女
少女は、周りから「怠け者の娘」と呼ばれています。けれど海外の視聴者の多くは、その呼び名に異を唱えました。朝早く起きて料理をし、掃除をし、狩りにも出て、年下の子どもたちの面倒を見る。孤児院の仕事のほとんどを、彼女が担っているのです。魔法を学ぼうとしないのは怠けているからではなく、子どもたちの世話で手一杯だから。そして、目の前の暮らしに役立たない魔法に、意味を見いだせていないからだ、と読む人が多くいました。
「魔法を知れば子どもたちの世話がずっと楽になる、と誰も説得しなかったのか」という疑問も出ています。少女が「火とは何か」を知りたがったことから、「魔法より、仕組みを教える化学の本を渡したほうがいいのでは」という提案まであります。普通のファンタジーなら、大切な人を守れなかった後悔で力に目覚めるところですが、本作はそうした悲劇を使いません。少女は、自分なりのきっかけで魔法を学ぶ理由を見つけていきます。少女がいつか、子どもたちのために魔法を使う日が来るのかもしれません。
彼女を「怠け者の娘」と呼ぶのは好きじゃない。怠け者なんかじゃ全然ない。朝早く起きて料理を全部して、掃除もして、狩りにも出る。いつも子どもたちの世話をしている。
彼女に必要なのは、やる気を出すための化学の本かもしれない。火のような自然現象の仕組みを教えてくれるから。もしこれが普通のファンタジーアニメなら、大切な人を守れなかった罪悪感でやる気を出すところだ。
厳しい先生と、頑固な生徒
少女に魔法を教える白猫は、まるで頑固な生徒に手を焼く厳しい教師のようでした。猫が使う魔法と人間が使う魔法の違いを説明する場面もありましたが、「その説明はちょっと怪しい」とツッコむ声も出ています。一方で、少女は教えられてもいないのに、炎の形を自在に変えてみせる。才能はあるのに、やる気だけが追いつかない。その噛み合わなさが、この組み合わせの面白さです。
日本語の細かな表現に気づいた人もいました。作中の猫が自分のことを「おいら」と呼ぶ場面について、「ペットがよく使う一人称だと知った」という書き込みがついています。字幕では伝わりにくい言葉づかいの違いも、日本語を学ぶ海外の視聴者には楽しみの一つになっているようです。
「私」を表す新しい言葉を覚えた! 5分15秒あたりで猫が使っていた「おいら」。ペットがよく使う一人称の一つらしい。
解説:猫と人間の組み合わせ
本作は、組み合わせの異なる猫と人間の物語を、少しずつ交互に描いていく構成です。第9話の少女と白猫の物語は、以前に登場したエピソードの続きでした。海外では、少女にはむしろ、魔法学校で教えるママにゃんの相棒のような師匠が合うのでは、という声も出ています。いずれ物語どうしが交差し、少女が冒険好きの王子に出会うのでは、と予想する人もいました。
回の終わりには、祭りを終えた猫たちが、兵士に見送られて町の門を出ていく場面が、エンドクレジットの短い物語として添えられています。次回の予告に心を奪われた人も多く、「今期で一番落ち着いて見られる作品の一つ。終わるのが寂しい」という書き込みも上位に入りました。
このシーズンが終わったら悲しくなる。今放送中のアニメの中で、正直いちばん好きな作品の一つだ。いつも落ち着いていて心地よくて、最後には必ずすべてをつなげてくれる。
物語どうしのクロスオーバーがあるのかな。少女が魔法学校に行って、ママにゃんの相棒が教えているとか。冒険する王子と冒険する猫の回があるとか。それとも全員が一堂に会するのか。
まとめ
「怠け者」と呼ばれる少女が、実は誰よりも働き者だった。魔法を学ぶ理由を自分で見つけていく過程を、悲劇に頼らず描いた、この作品らしい穏やかな回でした。次回の予告にも期待が集まっています。
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