【海外の反応】『二十世紀電氣目録』5話、恋を見抜く機械「リーベ」が大混乱を招く 海外「稲子の目の描き分けが今回いちばんの見どころ」
本記事の見どころ
- 今週の発明は、恋の相手を見抜く機械「リーベ」
- 機械のせいで、本音を口にしてしまう人々
- 稲子の目が、場面ごとに次々と変わる
- 第1話の「おかっぱの少年」の正体
毎週ひとつ、新しい発明が登場する。第5話の発明は、恋の相手を見抜くという機械「リーベ」でした。ドイツ語で「愛」を意味する名前のこの機械は、思いどおりには動かず、周囲を大混乱に巻き込みます。
スレッドのupvoteは594。最上位は、ころころと形を変える稲子の目への称賛でした。
以下のコメントは Reddit / YouTube / X 等のスレッドから引用・翻訳しています。原文の意図を尊重しつつ、日本語として自然になるよう編集しています。
「稲子の目が今回の主役」
機械が巻き起こす騒ぎの中で、ひときわ目を引いたのが稲子の表情でした。驚き、怒り、ときめき。感情が動くたびに、瞳の形や模様まで描き変えられていきます。京都アニメーションの作画陣が遊び心を存分に発揮した場面でした。
この回で、リーベの機械が巻き起こす大混乱と並ぶ見どころは、場面ごとに絶えずデザインが変わる稲子の目だった。
稲子の周りに出る霧のような効果も、まるで核爆発しそうで最高だった!
「もっと広げられる?」「はい」「もっとサイケデリックにできる?」「はい」「お願いします」
背景:「今週の発明」という構成
当ブログで扱った第4話では、有線から無線へという技術史の転換点を思わせる発明が描かれ、終盤の急展開に海外が騒然となりました。本作は、喜八が兄・清六の遺した目録をもとに、毎回ひとつの発明を形にしていく構成をとっています。海外では「毎週の怪獣の代わりに、毎週新しい発明が出てくる」と表現されました。
今回のリーベは、恋の相手を見抜くという触れ込みの機械です。ただし、その判定が本当に正しいのかは怪しい。海外では「機械が相手を見抜いたというより、機械をきっかけに、みんなが前から抱いていた気持ちを認めただけでは」という読みが出ました。喜八自身も、最初から眉唾だと分かっていたのかもしれません。一方で「さらっと、うそ発見器か読心機のようなものを作ってしまっている」と、発明そのものの可能性に注目する声もあります。
機械のデザインにも仕掛けがありました。伝統的な婚礼衣装を着たうさぎがあしらわれていて、結婚を象徴する意匠になっているという指摘です。18世紀末のヨーロッパで起きたロマン主義への言及ではないか、と読み解く書き込みもありました。
「リーベ」という名前にも、時代の空気が込められています。明治から大正にかけて、旧制高校の学生たちはドイツ語まじりの隠語を好んで使い、恋人や恋愛のことを「リーベ」と呼びました。医学や哲学をドイツから学んでいた時代の名残で、ハイカラな若者言葉の代表です。第2話で三添洋輔が英単語を混ぜて話していたのと同じように、この作品は外国語を通して当時の日本の「新しもの好き」を描いています。
恋の相手を決める機械なんて信用しないけど、コメディとしてはおもしろい。結局あの機械がしたのは、みんなに前から他の誰かに抱いていた気持ちを認めさせることだけだった。
毎週の怪獣の代わりに、毎回新しい発明が出てくる。今回は恋の相手探しの道具のはずだった。思いどおりには動かなかったけど、おかげで笑える場面がたくさんあった。
解説:おかっぱの少年と、大人たちの過去
この回で視聴者が気づいたのが、第1話から何度も映っていた「おかっぱの少年」の正体です。清六と一緒に作業していたその少年は、若き日の三添洋輔でした。第1話の冒頭でも、陸健吾と並んで照明を設置している姿が映っていたと指摘されています。白髪になる前の洋輔が、清六のそばで夢を追いかけていたわけです。洋輔の机に飾られた清六の写真にも、二人の関係の深さを感じ取った人がいました。
大人たちの過去をめぐる推理も進んでいます。清六と、稲子の姉・百川規子が恋仲だったのではないか。健吾は規子に片思いをしていたのではないか。前の回で、健吾が戦場で倒れる清六を思い出していたことに触れて、その関係を読み解こうとする声もありました。
映像については、「京アニらしい手の届かない作画、物語はやや物足りない」という厳しめの評価もあります。それでも、毎回の発明が人間関係の秘密を少しずつ照らし出していく構成に、続きを待つ声は多く寄せられていました。
見返すと、第1話のおかっぱの少年がいる。健吾と一緒に照明を設置している!
おかっぱ時代の洋輔は、これまでの回でも何度か映っていた。清六と一緒に作業していた少年だ!
まとめ
恋を見抜く機械は思いどおりに動きませんでしたが、人々の本音を引き出しました。毎回の発明が、大人たちの過去を少しずつ照らし出しています。
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