【海外の反応】『落第賢者の学院無双』5話に厳しい声「前回が丸ごと無意味になった」 「作画B+、脚本D−」と辛口採点も
本記事の見どころ
- 「今回で前回が丸ごと無意味になった」——嘘をついた前話の意義が消失
- 「目立ちたくないと言いながら、全校生徒の前で無詠唱の10レベル魔法を撃つ男」
- 「作画・アニメーション B+/物語 D−」海外の辛口採点が話題に
- 「400年も人間社会にいて、なぜあの衣装デザインになるのか」マーリンの服装に総ツッコミ
- 一方で「前回でやめようと思っていたが、隠すのをやめてくれて本当に良かった」と安堵の声も
『落第賢者の学院無双 ~二度目の転生、Sランクチート魔術師冒険録~』第5話。マーリンとの模擬戦を丸ごと描いた回ですが、海外掲示板Redditでは前話との整合性をめぐって厳しい議論が起きました。
背景:「隠れる主人公」ものが成立する条件
原作は白石新による小説(キャラクター原案:魚デニム、漫画:けんたろう)。アニメーション制作はEMTスクエアード、監督は石井久志、シリーズ構成は赤尾でこ。
本作の主人公エフタルは、かつて四賢者の一人だった人物の転生体です。彼は「目立ちたくない」という理由で正体を隠そうとしますが、実力は隠しきれない——この構図自体は、異世界ジャンルの定番と言っていいものです。
ただし、この型が成立するには条件があります。海外の視聴者が引き合いに出したのが『陰の実力者になりたくて!』でした。あちらの主人公が「目立たないつもりで目立つ」のが笑いになるのは、本人が自分の実力の異常さを自覚していないからです。ズレが構造として担保されている。
対して本作は、主人公が周囲の水準を繰り返し提示されており、自分がどれだけ突出しているかを理解しています。それでも入学試験で目立ち、今回は全校生徒の前で無詠唱の高位魔法を使う。海外の反応が「なぜ隠すと言ったのか」と繰り返し問うたのは、この点です。
さらに前話で、エフタルはマーリンに素性を隠すための嘘をついていました。ところが今回、彼はあっさり正体を認めます。「前回のあの嘘は何だったのか」——この構成が、今回最大の争点になりました。
以下のコメントは Reddit / YouTube / X 等のスレッドから引用・翻訳しています。原文の意図を尊重しつつ、日本語として自然になるよう編集しています。
「前回が丸ごと無意味になった」
前話で張られた伏線が、今回すぐに畳まれてしまいました。
今回は、マーリンに出会ったこと以外、前回を実質的に無意味にしてしまった。彼はもう自分が誰かを否定するのをやめている。それに、二人ともアナスタシアがマーリンの子孫であることに触れなかったのが興味深い。正直、前回が単に彼が認める話になっていたら——
作者が主人公の知能を極端に下げた「素晴らしい」理屈が、戦いと再会をより感動的にするためだった、と。うーん。必要なかったと思う。マーリンは単に「あなたが彼だと言うなら、本当かどうか一戦交えて確かめましょう」と言えばよかった。師にしか答えられない質問をすればよかったのでは——
そう、先週の回は本当に腹立たしかった。だから即座にあの設定を捨ててくれたのを見て安心した。作者としては、マーリンが「告げられる」のではなく、魔法を通じて彼が誰なのかを悟るための口実にしたかったんだろう。でも別のやり方でも——
エフタルの父が彼の子孫で、その後、魔法学校でかつての教え子(本物のろくでもない子孫たちのことを知っていたであろう人物)に出会ったとき、転生のことを誤魔化すために秘密の隠し子の血筋をでっち上げた。彼女は即座に嘘を見抜き、彼を引き取り——
この作品の脚本は本当に良くない。彼は前回丸ごとを「目立ちたくない」と語ることに費やし、マーリンに無意味な嘘をつき、そして今回あれを全部やる。馬鹿げてる。
今回を単独の一話として観れば、それなりに楽しい。ただ、ここまで5話の文脈を踏まえると、やっぱりかなり馬鹿げている。
「目立ちたくない」設定はどこへ
全校生徒の前での最高位魔法。もはや隠す気がないのでは、との声です。
兄弟、「大人しくしていたい」なら、無詠唱でレベル10魔法を使うのは何の助けにもならないぞwww そこまでやるつもりなら、最初からマーリンに本当のことを言うべきだった。彼女は実質、彼の養女みたいなものなんだから。
マーリン「模擬戦のとき、あなたの魔法を私のものと比べてもらえる?」/ エフタル「え!? それをしたら絶対に目立ってしまう」/ ……入学試験の時点でもう目立ってるだろ。彼が「並外れた力を見せる」と「隠したがる」の間を行ったり来たりし続けるのは——
彼の魔法はかなり強力だけど、頭のほうはそうでもないらしい。入学試験に続いて、今度は高位魔法、締めにレベル10魔法を全校生徒の前で 😂 あれだけやって「目立たない」はもう無理だろ。
確かにおかしい。主人公が偶然目立ち続ける作品はこれまでも見てきた。何世紀もの間に魔法や戦闘技術がどれだけ衰えたか本人が知らないから、というパターンだ。でもこの主人公は、基準がどこにあるか繰り返し示されているのに、それを平然と踏み越え続けている。
「大人しくしている」はずなのに超強力な魔法を使うのも問題だけど、観客の誰一人としてそれを不思議に思わないのか? そうか、じゃあいいや……
彼には「挑まれたら受けなければならない」スキルがあるんだ。だからマーリンが挑戦した以上、彼は勝たなければならない。そういう理屈だ。
『陰の実力者になりたくて!』のシャドウの振る舞いはずっと無茶だと言ってきた。でも今なら分かる。すべての作品がああも上手く書かれているわけではないんだな。この作品を観て理解したwww
「400年生きてきて、なぜその衣装なのか」
マーリンの服装デザインが、海外で予想外の議論を呼びました。
マーリンの衣装は一体どうなっているんだ? 誰があれを良いデザインだと思ったんだ。彼女は400年も人間社会で暮らしてきたのに、周りの人間は皆それなりに慎ましい服装をしているだろ。
400年という時間は、人のファッション感覚におかしなことをするんだよ。
マーリンの衣装がどれだけ不格好か、信じられないほどだ。この世界の他の誰の服装とも噛み合わない、これほど醜い一着を作り上げた作者の能力に、正直畏敬の念すら覚える。感服した。
この作品は、実際には重要でもない過度に際どい要素を唐突に放り込むのが好きなんだよな。
戦い全体が二人の模擬戦に費やされて、マーリンが一瞬ストームになってた。400年かけて足で詠唱する方法まで習得したのか! エフタルの強さが努力の積み重ねから来ていることを思うと、彼女がレベル10に到達できなかったのは意外だ。
日本は「overshadowed(陰に隠れた)」という単語をちゃんと学んだほうがいい。
「それでも観る理由はある」——擁護と辛口採点
全否定ではなく、良い部分は良いと切り分ける声もありました。
オブラートに包まずに言うと、先週の回は主人公があまりに愚かで、マーリンに嘘をついたことに本気で腹が立った。だから「次回もこの茶番を続けるならやめる」と決めていた。でも本当に良かった、彼はもうマーリンに隠さなかった。
物語:D−/ 作画とアニメーション:B+。物語は悪いしキャラクターは非論理的に動くけれど、退屈はしなかったからFはつけられない。ただ、平板な背景を除けば、この作品の制作水準は驚くほど良い。
エフタルが四賢者の中で最弱とされたのは、魔法の才能が足りなかったからじゃなくて、単に彼が大馬鹿で、戦略を立てるのに他の三人が必要だったからだと確信した。
別の学校に移るまでの経緯が、なんとも回りくどいwww この作品がやることは全部が回りくどいんだよな。
彼は謙遜のふりをした自慢が好きなんだよ。
もう何が起きてるのか分からん 😅
まとめ
「隠れる主人公」という型は、主人公が自分の異常さを自覚していないときに機能します。本作はその条件を満たさないまま同じ型を使っているため、海外では設定の整合性に疑問が集まりました。ただし作画・演出への評価は高く、そこを切り分けて楽しんでいる層も確かに存在しています。
📚この記事に出てくる英語表現(英語学習用)
lay low— 目立たないようにする・鳴りを潜める
例: If you're trying to lay low...
sugarcoat— オブラートに包む・良く言い繕う
例: I'm not gonna sugarcoat it.
humble brag— 謙遜を装った自慢
例: He likes to humble brag.
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