【海外の反応】『幼女戦記』2期11話、ターニャが味方の将軍暗殺を立案 「“元帥にしてやってくれ”は、つまり殺せという意味だ」
本記事の見どころ
- 「“彼を元帥にしてやってくれ”——戦死すれば一階級上がる。つまり殺せと言っている」
- 「ルーデルドルフは最悪だ。敵にも味方にも首を狙われている。しかも彼も、彼を狙う帝国内の一派も、誰一人として裏切り者ではない」
- 「これでようやく物語が戦争そのものより深いところに入ってきた」
- 「まずいのは、彼が無駄死にする可能性だ。殉教者にされたら、ターニャたちは激怒するだろう」
『幼女戦記Ⅱ』第11話。upvoteは177。
今回、主人公が立案したのは敵の撃破ではなく、味方の将軍の暗殺でした。海外掲示板Redditでは、その手口の読み解きにコメントが集中しています。
以下のコメントは Reddit / YouTube / X 等のスレッドから引用・翻訳しています。原文の意図を尊重しつつ、日本語として自然になるよう編集しています。
「“元帥にしてやってくれ”の意味」
作中の一言が何を指していたのか。まずそこから議論が始まりました。
ゼートゥーアがターニャに「ルーデルドルフを元帥にしてやってくれ」と頼んだのは、どういう意味だったんだ?
軍人が任務中に死ぬと、少なくとも一階級は昇進する。元帥は今のルーデルドルフより上の階級だ。つまりあれは「殺せ」と言う別の言い方だった。
死後の戦争英雄としての昇進だろうな。
いや、彼女はただ、彼が国のための高潔な犠牲になるよう手配しているだけだ。
背景:この作品の「合理性」が、味方に向けられた回
本作の主人公ターニャ・デグレチャフは、前世で人事担当者だった男性の記憶を持ったまま、少女として帝国軍に身を置いています。行動原理は一貫して「安全で快適な後方勤務に就くこと」であり、愛国心でも忠誠心でもありません。
当ブログでは第10話を扱いました。和平交渉が決裂した回です。帝国は譲歩したつもりでしたが、周囲から見れば最強国が「これで手を打とう」と言ってきただけだった、という構図でした。upvoteは844に達しています。
第9話では、兵站と食事の質の低下が延々と描かれました。海外の視聴者はこれを「戦記物が突然グルメアニメになった」と笑いましたが、同時に、それが帝国の消耗を示す指標であることも読み取っていました。
今回、その消耗はさらに具体的な形で示されます。これまで対象外だった層にまで志願の門戸が開かれた、という描写です。海外のコメントはここを見逃していません。
「これまで資格のなかった志願者にまで徴兵の門を開き始めたら、本当にまずい。子供と老人に武器を持たせるまで、あと一歩だ」
そのうえで、ルーデルドルフは依然として勝利を追求しようとしています。
ゼートゥーアとターニャが選んだのは、彼を説得することではありませんでした。暗殺です。
ただし、単に殺すのではありません。軍の反乱計画をでっち上げ、その一環として死んだことにする。そうすれば、その計画を口実に政府の粛清まで正当化できる。海外の視聴者が「彼女は二つ名にふさわしい働きをした」と書いたのは、この設計に対してです。
注意すべきは、この二重構造の外側でもう一つの暗殺計画が進んでいる点です。連合王国側もルーデルドルフの首を狙っています。目的が異なる複数の勢力が、同じ一人の人物に同時に向かっている。次回への関心はそこに集まりました。
もうひとつ、今回のやり取りで海外の視聴者が反応したのが、ゼートゥーアがターニャに向けた問いかけでした。お前は自分を人間だと思っているのか、という趣旨の一言です。前世の記憶を持つ人物に対してこの問いを投げるのは、作中の誰も事情を知らないという前提があってこそ成立します。海外のコメントは、その二重の意味を承知したうえで笑っていました。
これまで資格のなかった志願者にまで門戸を開き始めたら、本当にまずい状況だ。子供と老人に武器を持たせるまで、あと一歩二歩の距離しかない。それなのに、あの歴戦のじじいのルーデルドルフはまだ帝国の勝利をもぎ取ろうとしている? ゼートゥーアとターニャは相当な策士だが、帝国の存続のためにはやるべきことをやるしかない。/ ただ、自分の理解が正しければ、今この男を消そうとする計画が独立に二つ動いているのか? 一つは連合国側、もう一つは内部から。もしそうなら、これは非常に面白いことになる。
ルーデルドルフは最悪の立場だ。敵にも味方にも首を狙われている。さらに悪いことに、彼自身も、彼を狙っている帝国内の一派も、誰一人として裏切り者ではない。/ ターニャの計画が成功すれば、それが内部犯行だと知った連合王国は大いに混乱するだろう。汚れ仕事を敵がやってくれたわけだが、なぜ帝国が身内を消すのか理解できないはずだ。/ ターニャがゼートゥーアを当初の計画から翻意させた時点で、裏があると察するべきだった。ルーデルドルフを殺すことが誤りだからではない。単に殺すより良いやり方があるからだ。彼女は自分の二つ名にふさわしい働きをした。
「物語がようやく戦争より深いところへ」
戦闘のない回でしたが、評価はむしろ高く出ました。本作はこれまでも、動きの少ない回でスレッドが伸びる傾向を見せています。
ようやく物語が、戦争そのものよりかなり深いところに入ってきた。その一方で、敵はこちらに追いついてきている。/ 次回は空戦回か?
どうやって毎回こんな「5分の回」で済ませているんだ。
「無駄死にで終わるのでは」という懸念
計画の先行きについては、悲観的な予測が並びました。
仕組まれた事故が「軍の反乱」の発覚につながり、そこから実際に暗殺されて殉教者になり、帝国をさらに戦争へ押し込んで、ターニャをますます苛立たせる——という流れになると予想している。
最悪なのは、彼がおそらく無駄死にすることだ。殉教者にされたら、ターニャと将軍は激怒するだろう。
ターニャとゼートゥーアは天国で結ばれた——いや、地獄で、かもしれない。今回の二人の邪悪な笑みと、実行しようとしている計画を考えると。/ ただ、連合王国もドレイクの部隊を動かしてルーデルドルフの首を狙っている以上、二人の計画がどう転ぶかは分からない。/ 加えて連邦の魔導師たちも巻き込まれるはずだ。それぞれ目的が違う勢力が集まるのだから、来週のターニャは楽ではない。
今回の回は、ターニャに実際の愛情も忠誠心もないことを非常にはっきり示していた。あるのは、快適な暮らしを手に入れ、良い軍人に見えるために何が有用か、それだけだ。将軍の死をクーデター計画と結びつけておけば、実際のクーデターを実行して政府を粛清できる。しかも合法の線を注意深く歩きながら。ライン戦線の悪魔らしい、弁の立つやり口だ。
まとめ
戦闘のない回で、立案されたのは味方の将軍の暗殺でした。
しかも単なる暗殺ではありません。反乱計画をでっち上げ、その死を粛清の口実に変える。海外の視聴者が読み解いたのはこの二重構造です。
一方で、同じ人物を狙う計画が外側にもう一つ動いています。目的の異なる勢力が一人に集中する形で、次回を迎えます。
動きの少ない回が続いていますが、スレッドの反応はむしろ濃くなっています。
📚この記事に出てくる英語表現(英語学習用)
post mortem promotion— 死後昇進
例: Probably post mortem war hero promotion.
live up to one's moniker— 二つ名にふさわしい働きをする
例: She certainly lived up to her moniker.
a hop, skip, and a jump away— あと一歩の距離
例: You're a hop, skip, and a jump away from arming children.
こちらもおすすめ
【海外の反応】『無自覚聖女』最終回、フローラの唐突な改心に海外が困惑 「怒→怒→怒→銃→号泣。そこは段階を踏むところでは」
【海外の反応】『Re:ゼロ』4期17話、ユリウスが「騎士を演じ切って」初代剣聖に勝利 「なりきることで、本物を超えた」
【海外の反応】『無職転生』3期12話が観測史上最大の反響 upvote5020 「23分の会話劇が、シリーズ最高の回になった」
【海外の反応】『ヘルモード』2期11話、アレンの発想に海外爆笑 「普通の主人公は世界を守ると言う。この男は『入場料が浮く』と喜ぶ」
【海外の反応】『転スラ』4期22話、またもユウキが無傷で逃亡し海外の忍耐が限界に 「あいつの究極能力は『無限の理不尽』だ」
【海外の反応】『本好きの下剋上』21話、ローゼマインの一言が異世界ものの中で際立つ 「『あなたの領民を教育してあげて』と言える主人公は他にいない」
この記事が面白かったらシェアしてね!
📡 もっと海外の反応を読む
コメント
現在、コメント機能はメンテナンスのため一時的に停止しています。再開までしばらくお待ちください。