【海外の反応】『天幕のジャードゥーガル』4話、8年の時が流れ大ハーンはオゴデイに 海外「ソルコクタニが一番危険な人物だ」
『天幕のジャードゥーガル』の海外の反応まとめ(全10話分)→
本記事の見どころ
- 笑顔の下に憎しみを隠して8年。シタラが帝国の政治に巻き込まれていく
- 兄オゴデイの即位を心から喜ぶトルイに「どうなるか分かってるのか」
- 知識の価値を知るソルコクタニは、だからこそ危険
- 幼いクビライとフレグの登場に歴史ファンが反応
シタラがソルコクタニに仕えて、8年が経ちました。第4話で物語は大きく時を進め、チンギス・カンの死と、次の大ハーンを決めるクリルタイが描かれます。
第3話で「今期の隠れAOTY」とまで言われた本作。第4話のスレッド(upvote1,248)では、笑顔で仕え続けたシタラが、いつのまにか帝国の後継争いの只中にいることに、海外の視聴者が息をのんでいます。
以下のコメントは Reddit / YouTube / X 等のスレッドから引用・翻訳しています。原文の意図を尊重しつつ、日本語として自然になるよう編集しています。
「長い芝居を続けていたら、別の誰かの長い芝居に巻き込まれた」
上位に並んだのは、8年という時間の重さへの反応でした。シタラは、亡き主人ファーティマの名を名乗り、ソルコクタニのもとで笑顔の侍女として暮らしてきました。ソルコクタニに仕えた年月は、かつての主人ファーティマに仕えた年月とほぼ同じになったと指摘した人もいます。その間ずっと、一族の書物を取り戻す機会も、復讐の機会も訪れませんでした。
一方で、時間を一気に進めた構成には「シタラがモンゴルで教師として暮らす日々を、もう少し見たかった」という声もありました。家畜の腸から貴重な胃石(ベゾアール)を取り出す場面や、羊の乳や肉、モンゴルの音楽と踊りの描写は、「この画風でこんなにおいしそうに見えるとは」と好評です。
長い芝居をずっと続けていると、今度は別の誰かの長い芝居に巻き込まれる。
いい点は、スパイの練習がいらないこと。もう8年も自主訓練を積んでいる。
笑顔で憎しみを隠したまま、8年。
8年仕えてきたソルコクタニに対する、シタラのたぶん一番本心からの反応:「え、私クビになるの!?」
背景:末子が継ぐはずだった帝国
モンゴルには、末の息子が父の家と財産を受け継ぐ「末子相続」の慣習がありました。チンギス・カンの末子トルイは、父の死後に監国として国を預かり、多くの軍を受け継いでいます。第4話は、そのトルイが次の大ハーンになるかのように進みました。ところがクリルタイで選ばれたのは、これまでほとんど姿を見せていなかった兄のオゴデイでした。史実でも、第2代大ハーンはオゴデイです。
海外の視聴者が驚いたのは、トルイの反応でした。普通なら、帝位を逃した側は不満を抱く。けれどトルイは、父の決めたことを心から受け入れ、兄の即位を喜びます。一方、妻のソルコクタニは、その意味をはっきり理解していました。そして彼女は、オゴデイの家に送り込むスパイとして、シタラに目をつけます。
ソルコクタニは、史実でもきわめて聡明な女性として知られる人物です。宝石には興味を示さず、シタラの一族から奪われた書物だけを求めた。知識の価値を知っているからこそ手ごわい、と海外の視聴者は読んでいます。
回全体がトルイの即位に向けて組み立てられていたのに、ほとんど出てこなかったオゴデイが選ばれた。しかもトルイは兄が皇帝になることに楽観的すぎて、何の問題も脅威も感じていない。
「摂政の座を兄に譲って、兄が新しい皇帝に。何も問題ないよな」——たぶんトルイ。
ソルコクタニはきわめて聡明な女性だと考えられていて、歴史上でもっとも影響力のあった女性かもしれない。
解説:公平に描かれるモンゴル
本作は、モンゴル帝国に家族を奪われた少女の復讐劇です。それでも海外の視聴者が繰り返しほめるのは、モンゴルの側を野蛮な悪役として描かない姿勢でした。クリルタイの祝宴やチンギス・カンの葬儀は、文化の営みとして丁寧に描かれています。チンギス・カンの顔は最後まで陽の光で隠され、声も与えられませんでした。それがかえって、この人物を実物より大きく見せています。
原作は漫画家トマトスープ、アニメーション制作はサイエンスSARUです。幼い子どもとして登場したクビライとフレグに、「未来の元朝の皇帝だ」と反応する歴史好きもいました。復讐を誓うシタラが、意外にも知識を重んじるソルコクタニに通じるものを感じてしまう。その揺らぎが、この先の物語を動かしそうです。
長くなるけど、今のところ本当に好きなのは、すべての文化と人物がとても繊細で人間らしく描かれていること。誰かが後進的だとか野蛮だとか、不公平に描かれることはほとんどない。
チンギス・カンの顔を陽の光で隠し続けたことで、実物以上に大きな存在に感じられる。
わあ、クビライだ! 未来の中国の皇帝で、元朝の創始者 :')
まとめ
8年の時を進め、帝国の後継争いへと物語の舞台が移った回でした。スパイとしてオゴデイの家に入ることになったシタラが、復讐の炎をまだ胸に抱えているのか。それとも、知識を重んじる主人に心を寄せ始めているのか。次回の動きに注目が集まっています。
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