【海外の反応】『ドラゴンボール超 ビルス』3話、ひとにらみでベジータを止めるビルスに海外「ホラー作品みたいだ」 「俺のブルマに」は映画版派が多数
本記事の見どころ
- ベジータとの初対面で一気に増したビルスの威圧感
- 怒りのベジータに足された紫の光は「我儘の極意」への目配せ?
- 「俺のブルマに」の場面は映画版がまだ上
- 同じ話を3度目のアニメ化、その是非
『ドラゴンボール超』を描き直したリマスター版の第3話では、ブルマの誕生日パーティーにビルスが現れます。そして、あの「俺のブルマに」の場面がやってきました。
海外のスレッドはupvote287。前回の213から伸びましたが、評価は前回ほどまとまりませんでした。
以下のコメントは Reddit / YouTube / X 等のスレッドから引用・翻訳しています。原文の意図を尊重しつつ、日本語として自然になるよう編集しています。
「ほとんどホラー」
まず称賛されたのは、ビルスの怖さでした。
マジか、ビルスの覇王色の覇気で、ベジータが一瞬で倒れた。このリマスターでビルスがずっと不気味になっているのが本当に好きだ。
美しい回だった。このリメイクはずっとそうだ。どの場面も見事に処理されていて、新しい撮影処理が『超』を本当に良くしている。2015年版の『超』と比べると雰囲気がまるで違って、半分くらいはホラー作品と言ってもいい。この作品がここまでずっと緊張感に満ちているのが大好きだ。
怒りの超サイヤ人になったベジータに、紫の色味を足したのがいい。かっこいい細部だ。
紫の光で、我儘の極意に目配せしていたのが良かった。ベジータがなぜビルスに攻撃を当てられたのか、ずっと納得のいく説明になっている。
背景:同じ物語の「3度目」
当ブログで扱った第2話では、2015年版で作画が酷評された悟空とビルスの対決が描き直され、海外では「最悪の回を救った」と喜ばれました。第3話では、地球に来たビルスが、ブルマの誕生日パーティーに現れます。
この物語のアニメ化は、今回が初めてではありません。最初は2013年の劇場版『ドラゴンボールZ 神と神』で、その後に特別版が作られました。2015年にはテレビアニメ『ドラゴンボール超』の序盤でも同じ物語が描かれています。今回の『ドラゴンボール超 ビルス』は、少なくとも3度目のアニメ化です。海外のスレッドには「15年近く前の話を、ネタバレ禁止で語るのは少し面白い」という冗談もありました。
その分、ファンは過去の版と細かく比べています。とくに比較されたのが、ブルマがビルスに平手打ちされ、ベジータが怒りを爆発させる「俺のブルマに」の場面でした。映画版のベジータは、ビルスの機嫌を取るためにプライドを捨てて踊りまで披露し、そのうえで怒りを爆発させます。今回はその流れが薄く、「映画版のほうがまだ良い」という声が多く出ました。演出の評価が分かれた一方、ミスター・サタンがデコピンで吹き飛ばされても平気なことには、「さすが地球の英雄だ」と感心する声もあります。
もともとこの物語は、地球の誰もが破壊神の恐ろしさを知らないまま、パーティーが続く喜劇でもありました。クリリンのわさび入りたこ焼きを引かずに済んで地球が救われ、ブウがプリンを独り占めしたことでビルスが怒る。海外には「地球が破壊の瀬戸際にあることに誰も気づいていない、という笑いにもっと寄せてもよかった」という意見もありました。
映画版の「俺のブルマに」が、何年経ってもやっぱり最高だ。
映画版は、悲しいけどこういう場面をやっぱりずっとうまく描いている。ベジータが地球と仲間を守るためにプライドを捨てながら、元の版ほどやりすぎにもならない、完璧なバランスだった。今回は、ベジータがプライドを一滴も飲み込んでいなかった。
15年近く前の、しかも3回目の作品で、ネタバレしないようにって言われるのはちょっと面白い。
解説:なぜ3度目を作るのか
「なぜこの話を3回もアニメにするのか」という疑問も、スレッドでは繰り返し出ていました。これに対して、一つの見方が示されています。今回のリマスターは、鳥山明の構想に近づけつつ、とよたろうの漫画版の内容も取り入れ、余分な部分を削る作りになっている。その先にある『ドラゴンボール超』の新しいシーズンへ、アニメを滑らかにつなぐためではないか、というものです。
確かに、第1期の『超』は、序盤の27話ほどで2本の劇場版の物語をなぞっていました。海外では「映画の『神と神』と『復活の「F」』を見てから、『超』の第28話から見るのがいい」という視聴順がよく勧められます。今回のリマスターは、この「序盤をどう見るか問題」に一つの答えを出す試みでもあるのかもしれません。
演出には注文も出ています。ビルスの怖さを出すために灰色がかった色調が使われたことには、「テレビの調子が悪いのかと思った」という声がありました。2015年版の音声を使い回しているため、すでに亡くなった声優の声が多く聞こえる、という指摘もあります。描き直しの完成度は高い。それでも、映画版の空気には届かない。そんな複雑な受け止めが、評価が前回ほどまとまらなかった理由のようです。
『超』の音声を使い回していることの欠点の一つは、もうこの世にいない声優の声をたくさん聞くことだ。
灰色っぽいフィルターをたくさんの場面にかけたのは、あまり好きじゃない。ビルスの危険さを表すためなのは分かるけど、生気がなさすぎた。それでも良い回だった。
まとめ
ビルスの怖さは過去のどの版よりも増しました。一方で「俺のブルマに」の場面は、映画版を推す声が多く残っています。
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