【海外の反応】『正反対な君と僕』2期11話、平の自己省察に海外絶賛 「他の作者なら『東が彼を直す』で済ませていた」
本記事の見どころ
- 「平の成長で最も良いのは、『東が彼を直す』という形で解決されなかったことだ。並の作者ならそうしていた」
- 「平がついに、自分という最大の敵に適応し始めた。しかもそれを自分自身で結論づけたのが良い」
- 「平のような人間がいるからこそ、若者への心のケアをもっと身近にすべきだと主張すべきなんだ」
- 「全員が別々の道へ進む前に集まる場面。この作品がもうすぐ終わることを、なぜ思い出させるんだ」
『正反対な君と僕』第2期11話。upvoteは562。前回に続き、この作品の脚本への評価が反応の中心になりました。
以下のコメントは Reddit / YouTube / X 等のスレッドから引用・翻訳しています。原文の意図を尊重しつつ、日本語として自然になるよう編集しています。
「『東が彼を直す』で済ませなかった」
平の変化が、どう描かれたかが評価されました。
しかもそれが「東が彼を直す」という形で解決されなかったのが良い。/ 平の成長で最も良い点だと思う。並の作者なら、東だけが彼を「直す」存在になっていて、そうすると——という危険があった。
我らが平がついに、自分という最大の敵に適応し始めた。それを彼自身で結論づけたという事実が本当に好きだ。彼は登場人物として本当に自己認識が高い。以前は——
平のような人間がいるからこそ、子どもや若者が心のケアにもっとアクセスできるよう主張し、その利用に対する偏見をあらゆる機会に取り除くべきなんだ。/ 彼は——ではない。
平は少しずつだが確実に、自分の内なる悪魔を乗り越えつつあるようだ。/ 今回、彼が東を見つめる様子と、塾帰りの夏の夜の彼女の記憶が重なって……いや、もう頼むから——
全員が平と東がくっつくことを願っているのに、どちらも告白しないのがもどかしい。平の問題は根が深すぎて、誰かが自分に好意を持つという考えすら思い浮かばない。
女の子が好きな曲を聞いてきて、それを自分のプレイリストに入れるのは、彼女があなたを好き(少なくとも興味を持っている)という、あまりに明白な合図だ。/ 平がそれに気づき始めたときの笑顔は——
背景:この作品が「恋愛で人を救う」を避けている
原作は阿賀沢紅茶による漫画。アニメーション制作はラパントラック、監督は長友孝和です。
当ブログでは第10話の記事で、同意と進路という二つの重い主題を同じ回に置いた構成を扱いました。海外の視聴者は「これが同意を描いた場面の最高の基準かもしれない」と評価しています。
今回、その姿勢が別の形で現れました。平の自己肯定感の低さの扱い方です。
恋愛作品において、登場人物が抱える心の問題は、相手との関係によって解決されるのが定型です。誰かに愛されることで自分を認められるようになる、という筋書きになります。
本作はそれを避けました。平は自分で結論に至ります。
「他の並の作者なら、東だけが彼を『直す』存在になっていた」
海外の視聴者がこれを評価したのは、その定型に潜む危うさを知っているからです。相手がいないと立てない関係は、恋愛としては美しく見えても、当人にとっては別の依存になります。
議論が心のケアの話にまで及んだのも、この文脈からでした。
放送スケジュールの変更
もう一点、今回のスレッドで共有されたのが放送日程です。次週は放送がなく、最終話は10月4日、『氷の城壁』第2期第1話の直後に放送されます。海外の視聴者は「悪い知らせと良い知らせ」という形でこれを伝え合っていました。
そして今回は、全員が別々の道へ進む前に集まる場面が描かれています。終わりが近いことを、海外の視聴者も自覚し始めました。
「もうすぐ終わることを思い出させるな」
最終回が近づき、名残を惜しむ声が出ています。
今回は本気で泣きそうになった……。終わりがこれほど近くて、全員に別れを告げる準備をしなければならない。作品にここまでされることは滅多にない。/ 平の自己省察が——
全員が別々の道へ進む前に集まる場面。この作品がもうすぐ終わることを、なぜわざわざ思い出させるんだ。/ 平に多くの進展があった。ついに手放し始めたようだ——
彼らが集まるのを見ていると、胸に迫るものがある。大学時代、自分も友人や同級生とよくこうしていた。当時、あれが良き日々だったと知っていればと本気で思う。もっと——していたのに。
先週タイラズマが完全に不在だったあとで、今週は大盤振る舞いで嬉しい。/ 二人が一緒にいるときは、誰かが後をつけて観察して「この鈍感どもが」と言ってやる必要がある。
本田が、東が平にどう接するかを見ていながら、西にも優しいのが興味深い。/ ホンちゃんはまた1%の力を使うかもしれない。
山田「あ、ガパチョ」/ 自分「よし、ついにガパチョの姿が見られるのか!?」/ 山田「あ、逃げちゃった」/ 自分「くそーーーっ!!」
まとめ
平が自分の問題を、自分で結論づけました。
恋愛作品なら、相手に愛されることで解決させるのが定型です。この作品はそれを避けました。
「他の並の作者なら、東だけが彼を直す存在になっていた」という書き込みが、評価の中身をよく表しています。
📚この記事に出てくる英語表現(英語学習用)
lesser author— 並の作者・力量の劣る書き手
例: Any lesser author would have Azuma fix him.
destigmatize— 偏見や汚名を取り除く
例: Destigmatize the use of them.
poignant— 胸に迫る・切ない
例: There's something poignant about seeing them get together.
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