【海外の反応】『グロウアップショウ ~ひまわりのサーカス団~』10話、団長・瑞佳で大会へ 海外「最後のアルバム作りが別れの準備に見えてつらい」
『グロウアップショウ ~ひまわりのサーカス団~』の海外の反応まとめ(全7話分)→
本記事の見どころ
- 新団長・瑞佳のもと、ひまわりサーカス団が大会に挑む
- バスの中の励ましと、うなずくだけのベテラン二人
- 元気なふりをする麻利亜と、だまされたふりをする団員たち
- 最後のアルバム作りに「嫌な予感がする」
麻利亜から団長の座を託された瑞佳が、コートにシルクハット姿で大会の舞台へ向かいます。第10話は、ひまわりサーカス団の大会編が始まった回でした。
ただ、スレッド(upvote220)で最も話題になったのは、演技よりも最後の場面です。麻利亜が一人でアルバムを作る姿に、不安の声が広がりました。
以下のコメントは Reddit / YouTube / X 等のスレッドから引用・翻訳しています。原文の意図を尊重しつつ、日本語として自然になるよう編集しています。
「別れの準備に見えてしまう」
体調を隠して団を支えてきた麻利亜。その最後の場面を、多くの人が同じ不安とともに見ていました。団員たちはすでに麻利亜の無理に気づいていて、それでも本人の前ではだまされたふりを続けています。
最後に麻利亜がアルバムを作っている場面、「私はもうすぐ死ぬから、仲間に何かを残しておく」という空気を感じてしまった。
麻利亜が健康そうに見せようと化粧をしているのに、団員たちがだまされたふりをして、彼女に心配をかけないようにしている。それがすごく悲しい。
麻利亜が死にそうに見えたら、みんなで一緒に言おう。「麻利亜を信じてる!」。そうすれば奇跡の回復が起きる。
背景:団長になった瑞佳と、麻利亜の病
当ブログで扱った第9話では、子どもの体のまま大人になった麻利亜の病が、ホルモンの異常という医学的な理由で説明され、海外から高く評価されました。同じ回で、瑞佳が麻利亜から団長を継ぐことも決まっています。
第10話では、麻利亜の妹が姉の治療を急がせようと、より大きな病院への転院を進めます。団員たちに向けた彼女の言葉は厳しく、海外では「感じが悪い」という声と、「姉は命に関わる状態なのに、サーカスのために治療を後回しにしてきた。妹が怒るのも分かる」という声に分かれました。
落ち込む団員たちを、瑞佳はバスの中で励まします。その場面で、スヴェトラーナと酒匂雫だけは落ち込む輪に加わらず、ただうなずいていました。どちらも大きな舞台を経験してきたベテランで、励ましは年下の団員に向けたものだった、という細かな演出に気づいた人もいます。
妹の敵意については、別の読み方も出ました。姉がよそのサーカスの団員たちと過ごし、自分とは過ごしてくれないことへの嫉妬が根にあるのではないか、という見方です。瑞佳が麻利亜を「家族」と呼んだことが、かえって妹の怒りに火をつけたと考える人もいます。妹が姉と同じくパンケーキを好物にしていることに気づき、「やっぱり姉妹だ」と和む書き込みもありました。転院を急がせるのが本当に姉のためなのか、別の狙いがあるのかは、まだ分かっていません。
バスで瑞佳が励ましの言葉をかける場面の細部がよかった。みんなが落ち込んでいる中、スヴェトラーナはただ笑ってうなずいていた。何年も前に世界の舞台に立っていたベテランだから、励ましは必要なかったんだ。
同じように、雫も落ち込んでいる輪にいなかった。スヴェトラーナと同じく、移籍してくる前に大きなサーカスで場数を踏んできたからだろう。
麻利亜は命に関わる状態なのに、このサーカスのために治療を遅らせた。しかも妹は一度すでに姉を失っていて、今度はよそ者のせいで永遠に失うかもしれないんだ。
解説:なぜ舞台が昭和なのか
大会編が始まった一方で、一回戦の演技はほとんど描かれず、相手の団が負けたことだけが伝えられました。準決勝まで進んだこともある強豪のはずの一座まで、あっさり退場しています。海外では「ここまで堂々と飛ばすのはある意味あっぱれ」と苦笑しつつ、決勝こそは演技をしっかり動かしてほしいという声が並びました。
スレッドでは、本作の時代設定にも話が及びました。「今の日本で、サーカスはまだ大きな存在なのか」という問いに対し、「現代が舞台なら、これはまたアイドルアニメになっていたはず」という見立てが出ています。実際、テレビが普及する前の昭和30年代は、巡業するサーカスが家族連れの楽しみとして各地を回っていた時代でした。少女たちが舞台を目指す物語を、アイドルではなくサーカスで描くために、この時代が選ばれたとも考えられます。
体調を隠して周囲を支える麻利亜に、同じA-1 Picturesのオリジナル作品『リコリス・リコイル』の錦木千束を重ねる書き込みもありました。
証明はできないけど、これが過去を舞台にしている理由は、現代ものだったらまたアイドルアニメになっていたからだと50%くらい確信している。
サーカスの演技の作画が控えめでも、この作品が大好き。登場人物がみんな楽しい。
まとめ
団長・瑞佳のもとで大会編が始まり、団員たちは麻利亜のために全力を尽くすと決めました。その一方で、最後のアルバム作りが残した不安は消えていません。麻利亜の病と妹の思惑、そして大会の行方。いくつもの糸が、残り数話に向けて一本にまとまりはじめています。
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