【海外の反応】『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』11話、おみくじが正解を告げても佐々木が気づかず海外悶絶 「おみくじにまで馬鹿にされている」
『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』の海外の反応まとめ(全8話分)→
本記事の見どころ
- 「おみくじが本人の顔を見て『あなたの推しはすぐ隣にいる』と告げているのに、それでも気づかない」
- 「着信表示が『ヤマ』としか出ていないのが上手い。山田とも田山とも読める」
- 「からかうつもりが、真顔で『はい、心配です』と返されて撃沈する。彼女はガラスの大砲だ」
- 「山田の父親が佐々木にそっくりだった。フロイトの出番だ」
『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』第11話。upvoteは789。当ブログが今期集計してきた中でも上位の数字です。
風邪で寝込んだ山田に、佐々木が電話をかけることになりました。仕掛けたのは店長です。
以下のコメントは Reddit / YouTube / X 等のスレッドから引用・翻訳しています。原文の意図を尊重しつつ、日本語として自然になるよう編集しています。
「おみくじにまで馬鹿にされている」
初詣の場面で引いたおみくじの文面が、そのまま今回の笑いどころになりました。作中でこれ以上ない形で正解が提示されているのに、当人にだけ届きません。
おみくじの文面が最高だった。「あなたの推しはすぐ隣にいる。もっとも、あなたが気づくことはないでしょうが」/ おみくじにまで馬鹿にされているのに、それでも彼は気づかない。
おみくじが面と向かって「田山は山田だ」と言っているのに、それでもまだ気づかないのが可笑しい。
佐々木、着信表示に思いきり「ヤマ」と出ていただろう。少しは察してくれ。
店長の携帯の表示が「ヤマ」としか出ていない細部が良い。少なくとも彼女からの手がかりはゼロだ。
山田がベッドで佐々木と話している場面の光の作りが見事だった。それと、店長の携帯の登録名が本当にただの「ヤマ」だったのだろう。山田とも田山とも読める。/ この作品の企画を聞いたとき、まさにこういうものが来てほしいと願っていた。最良の意味で、その通りになった。
背景:この作品が「すれ違い」を引き延ばせている理由
本作は、45歳の会社員・佐々木と、スーパーの裏で一緒に煙草を吸う若い女性・田山の関係を描く作品です。今回、佐々木の年齢が45歳だと初めて明言されました。
仕掛けは単純です。佐々木が推しているアイドル「山田」と、喫煙所で話している「田山」が同一人物であることに、彼だけが気づいていません。
この手の作品は、すれ違いが長引くほど視聴者が苛立つのが普通です。ところが本作の海外評価は、11話まで来てむしろ上がり続けています。upvote789は当ブログの集計でも上位です。
理由は、すれ違いの維持に無理をさせていない点にあります。
今回、それが典型的な形で出ました。店長は佐々木に電話をかけさせますが、自分の携帯の登録名は「ヤマ」とだけ表示されます。日本語の「山田」と「田山」は、どちらも先頭に「ヤマ」または「タ」が来るため、途中までしか見えない表示ではどちらとも読めます。作中人物が嘘をついているわけでも、不自然に隠しているわけでもありません。
もうひとつ、海外の視聴者が今回よく言及したのが、山田が体調を崩してもなお出勤しようとした場面でした。日本の労働文化への言及として受け取られています。
当ブログでは第3話まで扱っていました。「今期の癒し」「記録破りの鈍感な主人公」という評価が当時から出ています。その評価は、11話時点でもほぼそのまま維持されています。
今回もうひとつ話題になったのが、山田の実家の場面でした。初めて登場した彼女の父親が、佐々木に似ているのです。海外のコメント欄は即座にフロイトの名前を出しました。姉妹がいることも今回明かされ、父親が娘たちに構ってもらえない様子にも笑いが集まっています。
また、今回の仕掛け役である店長についても評価が高く出ました。従業員を休ませるために佐々木を呼び出したわけですが、同時に自分の目の前で恋愛劇が進行するのを楽しんでもいます。海外の視聴者はこれを「この回の最優秀選手」と呼びました。業務上の判断と個人的な楽しみが完全に一致している、という構図です。
次回が第1期の最終話です。コメント欄はすでに2期を求める声で埋まっています。
残り1話だと思うと悲しい。実に心地よく、優しい作品だ。極めて知的で、人工甘味料を一切使っていない、本物の「気分が良くなる」作品だった。
今回の前半の山田は、自分が日本の労働文化に対して感じている不満の例そのものだ。店長を助けたいという気持ちは立派だが、そこまで自分の健康を犠牲にする必要のある給料ではないはずだ。/ もっともこれは店長のせいではない。彼女は従業員を気遣う良い上司だ。山田自身の問題だ。
この恋愛劇は本当に穏やかで、よくある型をいくつも使っているのに、その扱い方のおかげで非常に楽しい。/ 良いものを書くために車輪を再発明する必要はない、という好例だ。
「からかうつもりが逆に撃沈」
電話の場面では、いつもの力関係がひっくり返りました。普段はからかう側の山田が、受け止められて動けなくなる、という構図です。
山田「心配してくれてるんですか?」/ 佐々木「ええ、実は心配です」/ 山田はガラスの大砲だ。相手が慌てるのを期待してからかったのに、意図にまったく気づかないまま真っ直ぐ答えられて、逆に言葉を失ったのは彼女のほうだった。相手が子犬並みに純粋だと知っているのだから、そろそろ学習してもよさそうなものだが。
今回は、佐々木が年齢と経験をきちんと発揮できた場面だった。山田の話を聞き、彼女がほぐれるために必要な言葉を返せていた。/ だから当然、彼女は彼を過去の「あの人」と重ねる。同じ声なのに、同じ声だとは信じられないままで。
「おい、ジジイ!」/「はい、私がジジイです」
佐々木が田山の前でかなり打ち解けてきているのが good だ。彼にしては大胆な「来年もここで一緒に吸っていたい」のような台詞まで出てくる。/ あと1話しかないなんて信じられない。
まとめ
すれ違いが11話続いています。それでも評価が落ちていません。
今回の作りがその理由をよく示しています。着信表示が「ヤマ」で切れている。おみくじが正解を書いている。どちらも誰かが嘘をついた結果ではありません。
次回が最終話です。
おみくじは「あなたの推しはすぐ隣にいる」と書いていました。正解はすでに全部出ています。それでも成立しているのがこの作品です。
📚この記事に出てくる英語表現(英語学習用)
on the nose— 図星の・そのものずばり
例: That fortune is so on the nose.
get a clue— 少しは察しろ
例: Sasaki, get a clue man.
reinvent the wheel— 車輪の再発明をする・すでにあるものを作り直す
例: You don't need to reinvent the wheel to write a good work.
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