【海外の反応】『黄泉のツガイ』最終回、シーズン最後まで引きで終わり海外悲鳴 「こんな意地の悪い終わり方があるか」
本記事の見どころ
- 「シーズンの終わらせ方として、これほど意地の悪いものはない」
- 「どんな回でも『何も起きていない』と言われ続けた。だが長期連載の少年漫画は、どれもこうやって進む」
- 「英語字幕の『Break』は、原文の『解』を正確には訳せていない。解放でもあり、解答でもある」
- 「最終回まで引きで終わる伝統を守ってくれて嬉しい」
『黄泉のツガイ』第24話・最終回。upvoteは1285です。
2クール24話の締めくくりでしたが、物語は決着しませんでした。ある人物が爆発に巻き込まれた場面で幕が下り、直後に第2期の制作が発表されています。海外掲示板Redditは、その終わり方への悲鳴と、この作品の語り方そのものをめぐる議論で埋まりました。
以下のコメントは Reddit / YouTube / X 等のスレッドから引用・翻訳しています。原文の意図を尊重しつつ、日本語として自然になるよう編集しています。
「こんな意地の悪い終わり方があるか」
反応の大半は、最後の数秒に向けられていました。
シーズンの終わらせ方として、実に意地が悪い。
この引き、冗談だろう。/ ハナちゃんが無事であってほしい。この作品で特に好きな人物の一人なので、何かあったら本気で怒る。
この作品は最初から容赦がない! 絵柄と登場人物の振る舞いに安心させられていると、いきなり、好きになった人物が吹き飛ばされる!
シーズン最終回でさえ、引きで終わるという伝統を守ってくれて嬉しい。
背景:「何も起きていない」という批判と、長期連載の語り方
この最終回のスレッドで、引きと同じくらい書き込みが集中したのが、作品のペースをめぐる議論でした。
本作は『鋼の錬金術師』の荒川弘による作品です。放送中、ネット上では繰り返し「何も起きていない」という批判が出ていました。感情の山場でも、激しい戦闘でも、謎の開示でも、同じ言葉が向けられた、と擁護側は書いています。
当ブログでもこの傾向は追ってきました。第19話では冒頭の回想が「尺の水増し」と批判されましたが、決着を次回に持ち越すための設計だったと気づかれた時点で、批判の質が変わっています。第21話では、村の長老の年齢という細部から疑いが組み立てられました。第23話は章と章の間の回でしたが、日常描写そのものが人物の情報になっていると評価されています。
最終回のスレッドで擁護側が持ち出したのは、視聴習慣の変化でした。若い視聴者の3人に1人がアニメを倍速で見ているという統計に触れ、「伏線を少しずつ撒いて後で回収する」という語り方そのものが、即座の報酬を求める見方と噛み合わなくなっているのではないか、という指摘です。
一方で、前作を知る世代との期待のずれを指摘する声もありました。偉大な前作を持つ作者は語り方に自由を与えられるが、観客の期待も大きくなり、その二つが衝突する、という読みです。
日本では、話数ごとの密度よりも原作の区切りのどこまでを映像化するかが話題になりやすい作品です。海外では、そこから一歩進んで「長い物語を待てるかどうか」という視聴文化の問題にまで議論が広がりました。
この作品について、ネットのあちこちでコメントを読むのは馬鹿馬鹿しかった。感情の山場でも、激しい戦闘でも、謎の開示でも、何があっても「何も起きていない」と言われる。/ この言い分がよく分からない。他のどの長期連載の少年漫画とも変わらないからだ。
偉大な前作を持つ作者の新作というのは、作者には大きな自由が与えられ、観客には大きな期待が生まれ、その二つが衝突するものだ。荒川作品らしい語りの癖を多く共有しながらも、この作品は『鋼の錬金術師』になろうとはしていない。
この作品への反応は、人々の集中力、特に若い層のそれがどれほど落ちたかの良い例だと思う。/ 若いアニメ視聴者の3人に1人がエピソードを倍速で見ている、という統計も最近出ていた。自分には正気の沙汰とは思えない。
何というシーズンだった。全話を楽しんだ。作画も物語も声の配役も素晴らしかった。/ ペースについては、まったく問題なかった。退屈な場面など一つもない。それにこれはアニメの一話であって、ショート動画ではない。息をさせてやってくれ😂
「『解』はBreakでは訳しきれない」
今回も、日本語の語彙をめぐる補足がスレッドの上位に来ました。主人公側の能力を指す一文字の漢字が、英語字幕でどう訳されているかという話です。英語圏の視聴者にとっては、字幕の一語が作品の理解を左右します。こうした補足が毎回上位に来るのは、原語に当たろうとする読者が一定数いるからでもあります。
補足しておく。前にも書いたが、「解(かい)」はBreak(壊す)より、Release(解き放つ)やUnlock(外す)のほうが正確だ。そしてアサが推測した応用は、「答え・解答」を意味する「解答」という語にかけてある。
「Daemon」は、翻訳者がツガイに当てた語だ。超常の存在を指す現実の言葉としての意味はなく、本来は「対(つい)」を指す。「ペア」と呼ぶのは平凡すぎると考えて、妖怪に最も近い語としてdaemonを選んだのだろう。
庭師の死をきちんと強調してくれたのが良かった。どうでもいい手下ではなく、家族にとって大切な人物だった。その死が、アキオがどれほど遠くまで行ってしまったか、家族を裏切るためにどこまでやるのかを思い知らせている。
この作品が本当に好きだ。昔の長期連載作品をとても思い出させる。今回の回がシーズン最終回らしく感じられないのも、たぶんそのせいだ。/ 2期も2クールになるのだろうか。
まとめ
2クール24話が、決着をつけないまま終わりました。直後に第2期の制作が発表されています。
最終回のスレッドで引きと同じくらい語られたのは、この作品の語り方でした。「何も起きていない」という批判に対して、長期連載の少年漫画はどれもこう進む、という擁護が並びます。倍速視聴の統計まで持ち出され、議論は視聴文化の問題にまで広がりました。
今回も、字幕で落ちる日本語の意味を補う投稿が上位に来ています。「解」の一文字が、解放と解答の両方を含んでいるという指摘です。細部を拾って組み立てる読み方は、最終回まで機能していました。
こちらもおすすめ
【海外の反応】『黄泉のツガイ』22話、裏切り者アキオの正体に海外騒然 「痛みを感じない男が、自分のツガイだけは本気で大事にしていた」
【海外の反応】『クレバテス』2期12話、まさかの正体判明に海外騒然 「ずっと異世界ものだった。完全に騙された」
【海外の反応】『クレバテス』2期11話、試練を戦わずに突破したアリシアに海外絶賛 「苦しみに耐える試練ではなく、苦しまないことに耐える試練だった」
【海外の反応】『逃げ上手の若君』2期11話、終盤の不意打ちに海外が絶叫 「アニメを見てきた中で、いちばん飛び上がった」
【海外の反応】『これ描いて死ね』最終回、2期決定の報と同時に海外号泣 「今期、何度泣かされたか分からない」
【海外の反応】アニメ『SBR』2話、本編よりEDが話題に 「ジョジョのファンが初めて一致団結した」
この記事が面白かったらシェアしてね!
📡 もっと海外の反応を読む
コメント
現在、コメント機能はメンテナンスのため一時的に停止しています。再開までしばらくお待ちください。